松井秀喜、巨人新監督に就任。
10月23日、球団やファンが待ち望んだ「松井監督」がついに誕生した――。
巨人・松井秀喜新監督就任
遡ること1日前、『プロ野球ドラフト会議』が行われ、米大リーグ挑戦の意向を示していた横浜高校の怪物高校生・織田翔希投手を巨人が1位で単独指名。まさかの展開に驚きの声が上がったが、その裏には松井新監督の影があったのかもしれない。
「今回のケースのように選手がメジャー挑戦を口にする中で、強行指名することは過去にもありました。それが、球界の宝・大谷翔平選手です。大谷さんは花巻東高校在籍時、ドラフト前に“メジャー一本”と、その進路を高らかに表明していましたが、日本ハムが指名の決断を下したのです。当時の栗山監督ら、球団首脳陣の熱心な説得や『二刀流プラン』を提案したことで、最終的には合意に至っています。
今回も大枠は同じようなパターン。織田選手はドラフト指名後、“非常に光栄な指名”と謙虚な姿勢を見せていましたが、“アメリカに挑戦する気持ちは全くブレません”と宣言。
しかし、織田選手が望む大リーグでも躍動した“伝説のスラッガー”が監督を務めるとなると、事態は大きく変わるかもしれません。どちらにせよ、織田選手と松井新監督の間でどのような会話が交わされるのか、俄然大きな注目が集まっています」(スポーツ紙記者、以下同)
球界に激震が起こった松井の巨人監督就任。実に24年ぶりとなる古巣への帰還となったが、改めて松井の経歴について触れておきたい。
松井は高校時代から、その桁外れな体格や圧倒的な長打力で報道陣やファンを釘付けに。1992年には、石川県の名門・星稜高校の4番バッターとして甲子園に出場。2回戦の明徳義塾戦では、その驚異的なバッティングから『5打席連続敬遠』が行われたが、松井の打席見たさに甲子園に足を運んでいた人も多く、球場にはメガホンや紙コップが
投げ込まれるなどの異常事態が起こった。
長嶋茂雄さんと交わした“約束”
同年、ドラフト1位で巨人に入団。4番として、リーグ優勝4回をけん引し、数々のタイトルを総なめに。2003年からは渡米し、1年目から『ニューヨーク・ヤンキース』で主軸として活躍。2009年のワールドシリーズでは日本人初となるMVPを受賞するなど、名実ともに、“球界のレジェンド”へと歩みを進めた。
「2012年12月に現役を引退しましたが、翌年には巨人時代の恩師・長嶋茂雄さんとともに国民栄誉賞を受賞。2018年には殿堂入りを果たしました。
長嶋さんとは最高の『師弟関係』であり、プロ1年目から徹底指導してきた長嶋さんは、松井さんに対し、“巨人OBとして、いつかはそうなってほしい”と監督就任を願っていたそうです。
長嶋さんは昨年6月にこの世を去ってしまいましたが、松井さんは“長嶋監督と生前、約束したこともあります”と明かしていましたが、この“約束”こそが監督就任のことだったのかもしれませんね」
松井の監督就任には、
《松井キターーー》
《待ってました!!!ありがとうございます!!!》
《やっときたか!松井 機は熟したね》
などの喜びの声が上がる中、
《これが長嶋さんとの約束なのかな》
《ついに長嶋さんとの『約束』を果たす時が来たか(中略)》
という意見も寄せられた。
24年ぶりにユニフォームに袖を通す松井。その姿を一目見ようと、球場を訪れる人も少なくないだろう。最初の大きな仕事は“怪物高校生”との会談だろうか。いずれにせよ、『ゴジラ』の登場に球界が大いに沸き立っていることは間違いない――。
