「みんな可愛い」ちいかわ×ANAコラボにファン歓喜(ANA公式HPより)

《10時ぴったりに入ってこれですか?ちょっとさすがに酷すぎませんか?コラボ商品なんだからこうなるのって誰でも予想出来ましたよね? さすがに受注をお願いしたいのです。 どうして頑なに先着?ただただ平和に推し活したいだけなんですが》

 10月23日から発売が始まった人気漫画『ちいかわ』とANAとのコラボグッズ。空港内のギフトショップやANA公式ECサイト、ちいかわらんど、ちいかわマーケットなどで購入が可能となっているが、発売当日から各店舗で売り切れが続出。

ANAとちいかわコラボに3万人の待機

 ネット上では冒頭のように、ANAやちいかわ運営への不満が寄せられ、投稿文とともに「待ち時間の目安 約1時間以上」「前にお並びの人数 31389」の文字が記された画像が添えられていた。

 ネットショッピングにおいては、10時からの販売だったが、午前6時から開いていた空港のギフトショップもあったためか、10時より前の段階でフリマサイトでの“高額転売”も確認できている。

ちいかわとANAのコラボグッズ1(ちいかわマーケットより)

「コラボグッズはぬいぐるみ(全3種・税込み3080円)やマスコット(全8種・税込み2310円)、缶バッジ(全8種・税込み330円から)などが用意されています。ぬいぐるみ・マスコットは、ちいかわやハチワレ、うさぎなどの人気キャラクターがANAの制服を着用したデザインで、これを求めていたファンも多かったです。

 ANAの通販や国内線機内販売等では1種類につき2点までと購入制限が設けられていましたが、ファンで溢れかえり、全商品がほぼ完売になっています。ちいかわコラボではこうした事態が多発しており、頑なに受注販売にしない姿勢も相まって、ファンの中には“疲れ”が見えてきている状況です」(全国紙社会部記者)

 オンラインだけでなく、リアル店舗でも20分でぬいぐるみが売り切れるなどの反響ぶりがあったという。“即日売り切れ”はファンにとっては、耳にタコができるほど聞きなれた言葉だろうが、今回も例に漏れなかった模様。

“ちいかわ戦争”に疲れ

 こうした状況は人気に火が付いた2021年ごろから顕著に表れ、“ちいかわ戦争”とまで呼ばれるようになっている。長年、ちいかわを追い続けているというファンは、「もうやってられない」と肩を落とす。

午後13時過ぎに入室すると、8万人以上の待機が(ANAショッピングA-styleより)

「最初は限定という希少価値が付いたグッズ欲しさに奔走していましたが、人気に目をつけた転売ヤーが現れ始め、いまは映画効果もあって、新たにファンになった人も多いです。戦争は過熱していますし、毎月のようにコラボがあり、発売日に準備するのはかなり疲弊します。体力的にももう限界ですね。

 生産コストや流通の関係など、さまざまな懸念から受注販売にハードルがあることは理解できますが、ここまで“売上”や“利益”を全面に出されてしまうは悲しいですね…」

 10月23日の昼過ぎ時点でANA公式オンラインショップに入室すると、「前にお並びの人数 82598」と記されていた。

 公開中の『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』でも10月24日から新たな特典が配布されるが、これは“第7弾”。“ちいかわ戦争”に疲弊するのも無理はないのかもしれない――。