10月19日に開かれた参院予算委員会で「何それ」を連発して話題となった、いのちの党(旧れいわ新選組)の奥田ふみよ議員。彼女が報告した“ありえない政治資金の使い道”に、批判の声が集まっている。
「たすき代22万円」美容院やバッグ代も計上
予算委員会で質疑に立った奥田氏は、令和8年熊本地震の被災地支援に言及した。家が全壊及び半壊した被災者への支援額について横山征成防災担当政策統括官が答弁すると、奥田氏は「え~何それ」と発言。続けて被災地での自衛隊による給水・入浴支援の撤収について質問したが、それに対する防衛省の統合幕僚監部・小杉裕一総括官の説明にも再び「え、何それ」と口にした。
「これにはさすがに小泉進次郎防衛大臣も、“『何それ』って言いたいことが目的かもしれませんが”とチクリと指摘しました。しかし、それでも奥田氏は止まらず、今度は公立小中学校の体育館の冷房完備目標に、またしても“え、何それですよ”と発しています」(全国紙政治部記者)
なお、この奥田氏の質疑を、旧れいわ新選組の元共同代表・大石あきこ氏はX(旧ツイッター)で《今日もすごかったよ》《貴族政治に慣れきったオトナ全部を敵に回しても、一歩も譲らず、被災地と子ども達に必要なことを求めた》と絶賛した。
そんな奥田氏の政治資金報告書の内訳がSNS上で拡散され、物議を醸している。
問題となったのは、令和5年度「れいわ新選組衆議院福岡県第3区総支部」の収支報告書。代表者欄に記載されている遠藤芙美代は奥田氏の本名である。そこには「たすき制作代 22万8173円」「デザイン料 22万8000円」に並び、バッグや衣装、美容院、スタンドミラー代などが政治活動費として計上されていたのだ。また、複数回計上されている撮影代にはアパレルブランドの名前が記載されているのだが、一体どのような政治目的での撮影なのか……。
「政治資金規正法では、ポスターやチラシ作成に関わる経費について、ある一定の範囲は認められています。しかし、美容院や衣装代などは個人的な私的消費にあたるとして、普通なら避けるもの。また、“たすき”についても素材やデザイン、枚数で変わるとはいえ、“22万円もするのか”といった疑問が残ります」(前出・政治部記者)
これにはネット上で、「奥田ふみよさん、22万円もするたすきを掛けていた模様」「これ全部が政治活動費に計上出来るって、ふざけすぎだろ」「『えー何それ』は奥田議員のことだよね」「あんな偉そうに自衛隊批判しておいて自分はこれか」「うわぁ……こんなことに国民が納めた税金が使われてたのか。どう考えても税金の私的流用だろ」と批判が噴出。
予算委員会での「何それ」発言と相まって、非難の目が向けられている。
第2次高市内閣閣僚の過去の不祥事で説明責任が求められているが、どうやら野党にも“説明責任”を果たさねばならない議員がいるようだ。
