10月23日、フィギュアスケートのグランプリシリーズが開幕し、今年も本格的なシーズンがスタートした。
昨シーズンは、ミラノ・コルティナ五輪でペアの“りくりゅう”こと三浦璃来・木原龍一組が逆転金メダルを獲得したことが大きな話題を呼んだ。
迫る“しょまりん”の初戦
4月に引退を発表してからも、ペアやアイスダンスだけアイスショーを開催するなど、カップル競技の普及活動に尽力。早くもそれが実りつつあるのか、今シーズンはカップル競技の1つであるアイスダンスに大きな注目が集まっている。
「ミラノ・コルティナ五輪にも出場した“うたまさ”こと吉田唄菜・森田真沙也組といった実力派はもちろんのこと、このところシングルで実績を残したトップスケーターたちが相次いでアイスダンスへ転向を表明しているんです。島田高志郎選手が櫻田育良選手と組んだ“いくこう”や、紀平梨花選手が西山真瑚選手と組んだ“りかしん”など、魅力的な新カップルが続々と誕生しています」(スポーツ紙記者、以下同)
中でも、最も高い注目度を誇っているのが、宇野昌磨と本田真凜による“しょまりん”だ。
「2022年9月に交際を公表している“リアルカップル”であることが、その最大の理由です。真凜選手は2024年1月に、宇野選手は同年5月にシングル競技を引退した後、今年5月にアイスダンスカップルの結成を発表し、2030年に開催されるフランス・アルプス五輪へ出場するという目標を掲げています」
そんな2人の初戦の日が迫っている。
「10月29日から開幕される『東日本選手権』で、公式戦デビューを迎えます。2人が出場するアイスダンス競技は、10月31日にリズムダンス、11月1日にフリーダンス(FD)が行われる予定です」
練習に対する“スタンスの違い”
初試合に向けて期待が高まる一方、関係者の間では早くもいくつかの懸念が囁かれているという。
「真凜選手のほうが高身長なので、男子選手としては小柄な宇野選手との体格差から、アイスダンスで重要な華やかさに欠けて見栄えがよくないのではないかと言われています。また、小さい宇野選手には、リフトなどの技も簡単にはできないだろう、とも……。そのため日本スケート連盟内では、すでに五輪舞台を経験している“うたまさ”や、ともに高身長でスタイル抜群な“いくこう”を将来の軸として推す声が大きいんだとか」(フィギュアスケート関係者、以下同)
さらに、ふたりが公然の“リアルカップル”であること自体も、競技においては懸念材料になっているという。
「試合に出場するようになると、これまでは見えなかった課題が出てくることでしょう。しかし、真凜選手にメロメロで“デレデレ”な状態の宇野選手が、パートナーとして厳しい指摘や要求ができるのか疑問視されているといいます」
2人の練習に対する“スタンスの違い”も、その不安に拍車をかけている。
「宇野選手は現役時代から誰もが認めるストイックな練習魔である一方で、真凜さんは関係者の間では“かなりの練習嫌い”として知られていました。現在は結成直後で、練習にも力が入っているようですが、宇野さんが強く言えないとなると甘えが生じ、本来の“本性”が戻ってしまうのではないかと心配されているんです。ただ、こうしたさまざまな懸念や厳しい視線が飛び交うこと自体、ふたりが背負う圧倒的な注目度の裏返しかもしれませんね」
どんな演技を見せてくれるのか、“しょまりん”の初戦が楽しみ!
