市内には豊臣秀長が城主を務めた郡山城跡も。昭和に再建された追手門や追手向櫓(やぐら)などにも立ち寄りたい(写真提供/大和郡山市)

 飛鳥・藤原の宮都が新たに世界遺産に登録、話題のNHK『豊臣兄弟!』の大河ドラマ館、重要文化財が新しく生まれ変わった奈良監獄ミュージアムなど、いま、奈良がとにかく盛り上がっています!まだ見ぬ古都を探索してみませんか?

重要文化財の重厚な建築美と知られざる歴史を体感

【奈良市】奈良監獄ミュージアム by 星野リゾート (2026年 4月オープン!)

奈良監獄ミュージアムby星野リゾート(写真提供/星野リゾート)

「明治五大監獄」の中で唯一全貌が残る「旧奈良監獄」が、「奈良監獄ミュージアム」とラグジュアリーホテル「星のや奈良監獄」として再生。赤レンガの収容棟が、放射状に伸びる独創的な建築美は見事。刑務所での規律がわかる体感型展示やアート作品も満載で、大人の好奇心が刺激されるスポットとして話題に。

鈴木亮平さんもCM撮影で訪問!

 JR東海「いざいざ奈良」東大寺編CM撮影で同所を訪れた鈴木さん。「非日常、面白さ、歴史、学びなど、様々なものが複雑に重なり合っている場」と、語っていたそう!

重要文化財に泊まる、唯一無二の贅沢

【奈良市】星のや奈良監獄(2026年 6月オープン!)

「旧奈良監獄」の意匠を残し、上質なホテルへと昇華させた「星のや奈良監獄」。かつての独居房などをつなげて改修した客室は、歴史の佇まいと現代デザインが融合した全室スイートルーム。講堂を生かした格調高いラウンジなど、時を超えた空間で極上の滞在を。

1400年の時を超えて国の礎を築いた先人の足跡をたどる

【明日香村 ほか】世界遺産「飛鳥・藤原の宮都」(2026年7月 登録!)

世界遺産「飛鳥・藤原の宮都」(写真提供/明日香村)

 今年7月、待望の世界文化遺産登録を果たした「飛鳥・藤原の宮都」。日本初の本格的都城・藤原京や日本最古の寺院・飛鳥寺など、国家形成の舞台となった遺構群が橿原市、桜井市、明日香村に点在している。のどかな里山を巡りながら、1400年前の歴史ロマンを体感できる。

◎休憩はココ Matsuyama Cafe

 近鉄吉野線・飛鳥駅近くにある、農協の倉庫を改修した古民家カフェ。地元で採れた新鮮な食材を生かしたヘルシーなランチやスイーツが人気で、散策の合間にゆったり憩えるスポット。

ここでしか見られないオリジナル映像や特集パネルを公開

【大和郡山市】豊臣兄弟!大和郡山 大河ドラマ館 (2026年3月オープン!)

 NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』の主人公・豊臣秀長。その秀長が城主として治めた大和郡山に誕生した「大河ドラマ館」では、ドラマの衣装や小道具の展示、ここでしか見られない映像や特集パネルなど見どころ満載。作品の時代背景や登場人物の魅力に触れ、ドラマの世界へ没入したい(2027年1月22日まで)。

おすすめ奈良土産

 老舗の銘酒から、人気スイーツ、こだわりの雑貨まで。自分用にも配り土産にもぴったりなお土産を厳選紹介。

【白雪ふきん】

 古くから蚊帳織物の産地として知られる奈良で、素材や製法にこだわり布巾やハンカチなどを展開。吸水性・肌触りに優れ、豊富な柄バリエーションはお土産にも人気。

雌雄の鹿が、だまし絵のように描かれたデザインが秀逸。「白雪友禅ふきん/鹿」、正倉院の宝物や文様がモチーフの「白雪ふきん正倉院文様」各528円

【本家菊屋】

 創業400年余の奈良最古の和菓子店。秀長が秀吉をもてなすために作られ、のちに「鶯餅」の名を賜った名物「御城之口餅」など、伝統の味を求める客で行列が絶えない。

【清酒 春鹿 醸造元】

 日本酒発祥の地とされる奈良の老舗酒蔵。看板銘柄の「春鹿」は、今年開催された日韓首脳会談の夕食会で、乾杯酒として提供された逸品。利き酒体験も楽しめるので、ぜひ立ち寄りたい。

取材・荒木睦美 撮影/山田智絵 写真提供/明日香村、東海旅客鉄道株式会社、星野リゾート、大和郡山市

※価格は編集部調べ、税込み表記となります。また情報は2026年10月現在のものです。