宝塚歌劇団を退団後、初の主演舞台を完走し、音楽番組『礼真琴CROSS HAUS』で初のレギュラー番組にも挑戦している礼真琴。取材では、肩まで伸びた髪を「切りたい」と笑いながら、宝塚時代からの変化を語ってくれた。先輩・柚希礼音との食事や、大好きなアニソンへの思い、愛犬さぶろーとの日常まで。新たな環境で歩み始めた彼女の、自然体の素顔に迫る。
宝塚退団から1年、変化した日常
「髪の毛、伸びました! この長さは、宝塚を受験する前以来ですね。すでに大変で我慢できなくて、切りたいなと思っているところです(笑)」
ショートスタイルから一変。取材当時、肩まで伸びた髪形について、笑顔で話してくれた礼真琴。この夏は、宝塚歌劇団を卒業後初となる主演舞台『BOOP! The Musical ブープ!ザ ミュージカル』を無事完走。宝塚の先輩である柚希礼音など、共演者からもさまざまな刺激を受け、充実した日々を過ごした。
「初めての環境で、舞台への思いが強すぎたのもあり、69公演があっという間でした。ちえさん(柚希)とは大阪で焼き肉に行ったり、博多ではラーメンや映画を見たりと、デートをたくさん楽しませていただきました(笑)。本当にみなさんに支えられ、助けていただいた舞台。感謝でいっぱいです」
そんな彼女の新たな挑戦となる初のレギュラー番組が、この秋スタートした。『礼真琴CROSS HAUS』は、礼がナビゲーター役を務め、毎回多彩なゲストアーティストを迎えて、デュエットやトークを繰り広げる音楽番組だ。
「やっぱり歌うことが大好きなので、自分の番組を持たせていただけるのは、ドキドキとうれしさが入り交じるような興奮を覚えました。宝塚では歌だけではなく、ダンスや演技も勉強してきたので、いろんなアーティストの方と一緒にパフォーマンスを楽しみたいです」
カヴァーしたい大好きなアニソンとは?
第2回(10月30日放送・配信)では、氷川きよしをゲストに迎え、歌にトークに大盛り上がり。
「氷川さんとは、美空ひばりさんの『川の流れのように』をデュエットしたのですが、歌声が力強く素晴らしくて、隣で泣きそうになるのを我慢して歌った感覚でした。トークになると真逆で、穏やかですごく可愛らしい方なんです。私も辛いものが大好きなので、麻辣湯の話で盛り上がりました(笑)。お話が面白くて、時間を忘れてしまいましたね」
氷川とは『限界突破×サバイバー』をセッションしたり、11月放送回ではソロでAdoの『私は最強』をカヴァーするなど、大好きなアニソンにも挑戦している。
「キーが高かったり、アニメソングは本当に難しい曲が多いんです。でもワクワクしますしテンションも上がるので、もっとチャレンジしてみたいです。それこそ『名探偵コナン』や『セーラームーン』が小さいころから大好きなので、いつかカヴァーできたらいいなって思います」
挑戦といえば、最近ファッションにも少しずつ変化がみえてきたそう。
「昨日、お買い物に行って秋冬用の長めのブーツを奮発して買いました。今までメンズライクな靴が多かったので。スカートも、夏に舞台で地方に行ったときに、少しずつ着たりしていて(笑)。
宝塚を卒業して、女性として1年過ごしたからこそ、メンズの洋服も男役として着ている感覚から、“大人の女性としてあえてメンズの服を着る”みたいな感覚を楽しめるようになってきたんです。髪もそうなのですが、大人の階段をちょっとずつ上り始めている感じです(笑)」
礼真琴の今だけのお楽しみ!
「夏場は暑すぎて、(愛犬の)さぶろーとの散歩が早朝か夜しか行けなかったんです。涼しくなってきて、やっと楽しめる季節になりました。本当は一緒に温泉に行きたいのですが、さぶろーは水が苦手なので無理かな(笑)。私は寒いのが苦手なので、この限られた季節の外出を一緒に楽しみたいです」
撮影/廣瀬靖士
ヘアメイク/赤松絵利(ESPER)
スタイリスト/細見佳代
衣装協力/19.70、PUROTATTO、manipuri、グロッセ、NEBULONI E.
