「爪女」と揶揄された、日本維新の会・石井めぐみ参院議員(本人インスタグラムより)

 10月19日に行われた参議院予算委員会。いのちの党・奥田ふみよ氏が、7月28日に発生し、最大震度7を記録した『令和8年熊本地震』における甚大な被害の復旧・復興支援について熱弁を振るった。

石井めぐみ議員に「辞職せよ」の声

 国民の生活を守る重要な質疑だったが、奥田氏の後ろに映った“ある女性議員”の思わぬ行動が注目を集めた。

「日本維新の会に所属する石井めぐみ参院議員です。議論中、ネイルの手入れをするような仕草がいのちの党公式YouTube動画にばっちり映っていたのです。この動画は《辞職せよ》というハッシュタグとともにネット上で拡散されています。

 石井氏は《爪に何か挟まって気になっていただけかもしれませんし、あの一瞬の映像だけで「ネイルのお手入れをしていた」と決めつけるのは、いかがなものでしょうか》と一般の投稿に反論しており、“ネイルの手入れ”は否定している状況です」(全国紙政治部記者)

いのちの党・奥田ふみよ議員の後ろで爪をいじる石井めぐみ参院議員2(いのちの党公式YouTubeより)

 該当の動画を見ると、石井氏が数秒の間、手元をいじり、ペンのようなもので爪の間をほじるような行動を取っていたことが確認できた。

 本人は自身のXで、

《「爪女」と呼ばれているようですが、私は爪の長さやネイルで政治家の仕事が決まるとは思っていません。女性が自分らしくおしゃれを楽しむことと、責任を持って仕事をすることは、何も矛盾しません。 政治家として問われるべきは、外見ではなく、何を考え、何を行動し、どんな結果を出したかではないでしょうか。 私はこれからも、自分らしさを大切にしながら、国民の皆さまのために全力で働いてまいります》

 と、見解を示した。

 この石井氏の持論について、ある政治ジャーナリストは「悪手だった」と指摘する。

「ネイルの手入れをしていないのであれば、その点だけを否定すればよかったのでは。今回はネイルをしていることへの批判ではなく、国民の血税から給料が出ているにも関わらず、“仕事中にそのような行為をするな”という意見です。明らかに論点がズレた主張に戸惑う人も多かった様子です」

 全く別の角度から持論を展開する石井氏。問題視されているのは“論点ズレ”だけではないそうだ。

「批判を寄せた投稿者に対し、《よろしければ、一度お会いしてお話ししませんか?》と返信をして回っているのです。10月26日正午時点で、複数のポストが確認できています。なぜそこまで圧力をかける必要があるのでしょうか。こうした姿勢にも批判が集まっています。

 ネイルの手入れを真っ向から否定すればよかったものの、自ら首を絞めている状況です」(前出・政治ジャーナリスト)

父・石井章元参院議員の失言も再注目

 国民から「爪女」と揶揄された石井氏。そんな彼女の父・石井章氏も維新の会に所属していた元参院議員であるが、今回の事態を受けて、父の過去の問題行動にまで、再び注目が集まっているという。

娘の石井めぐみ議員(中央)と父の石井章元議員(左、写真は石井章公式Xより)

「2022年に党の立候補者について、“顔で選んでくれれば1番を取るのは決まっている”と衝撃の失言を放ったのです。この失言について、立憲民主党の西村智奈美幹事長(当時)は“これほど有権者を馬鹿にした話はない”と怒りを露わにし、国民民主党の玉木雄一郎代表は“不適切だと思います”と苦言を呈していました。

 後日、本人はこの発言を全面的に撤回しましたが、各党から多くの批判が寄せられることに。『爪女』はいわゆる“二世議員”になりますが、一部からは“親子そろって…”といった皮肉めいた言葉も聞こえています」(前出・政治ジャーナリスト)

 政治家に問われるのは「外見ではなく、何を考え、何を行動し、どんな結果を出したか」と語った『爪女』という不名誉な“あだ名”をつけられた石井めぐみ氏。その姿勢を見せてもらいたい。