10月30日に開幕を迎えるフィギュアスケートの東日本選手権にておこなわれる、全日本選手権アイスダンス予選会。
“しょまりん”ペアにライバル心を抱いているペア
昨シーズンにおこなわれたミラノ・コルティナ五輪では、“りくりゅう”こと三浦璃来・木原龍一組の逆転金メダル獲得などもあり、フィギュアスケートに対し日本中から熱い視線が注がれた。今シーズンも、カップル競技の1つであるアイスダンスに大きな注目が集まっている。
「最近のアイスダンスの傾向として特徴的なのは、シングルで実績を残したトップスケーターたちが次々と転向を表明している点です。紀平梨花選手と西山真瑚選手の“りかしん”など、気になる新カップルが多数誕生。アイスダンスが今まで以上に世間の話題にのぼっています」(スポーツ紙記者)
続々と誕生する新カップルの中でも、特に注目されているのは宇野昌磨と本田真凜による“しょまりん”だろう。世間の関心を集める最大の理由は、2022年9月に交際を公表した“リアルカップル”である点だ。
真凜は2024年1月にシングルを引退。宇野も同年5月にシングルを引退した後、今年5月にアイスダンスカップルの結成を発表した。現在は、2030年に開催されるフランス・アルプス五輪出場を目標に掲げ練習に励んでいる。
そんな“しょまりん”ペアにライバル心を抱いているペアの1つが、島田高志郎選手と櫛󠄁田育良選手の“いくこう”ペア。島田は身長176センチ、櫛󠄁田は167センチで、「ほかのカップルにない高身長のバランスのとれたスタイル」ともいわれて期待されている。
“しょまりん”ペアの懸念点
「一方で、“しょまりん”ペアの懸念点が2人の身長差です。宇野選手のほうが真凛選手より小柄なため、アイスダンスで重視される“華やかさ”の面ではやや劣ってしまうのではないかと心配されています。また、リフトなどの技も小柄な選手にとっては難しいでしょう」(前出・スポーツ紙記者)
今シーズンの“いくこう”ペアは、「全日本選手権優勝」を目標に設定したという。25年の全日本選手権では、惜しくも2位。このときの優勝ペアは、26年ミラノ・コルティナ五輪団体銀メダルの“うたまさ”こと吉田唄菜、森田真沙也組だった。
実は、島田にとって宇野はシングル時代のチームメートであり先輩でもある。
東スポWEBのインタビューの中で、宇野のアイスダンス転向について聞かれた島田は《マジか!と思った》と返答。その上で《いろんな活動を通して、2人とも人間ができ上がっているのに、新しいチャレンジをするのはすごいこと。そこにはリスペクトが芽生えた》とし、《うれしい気持ちもあるけど、負けたくない気持ちもある》とコメントしている。
櫛田も《国際大会に出たい思いが本当に強い。出るには勝たないといけないので、負けたくない》と話していた。
“いくこう”ペアの今シーズンの戦いに対し、ネット上には
《ビッグネームが次々参戦してるけど、私の推しは“いくこう”!》
《滑りだしたら息のあったふたりの芸術的な表現力と重なる表情。見ていてとても美しいです》
《育良ちゃんがアイスダンス1本に絞ってくれたおかげで成績良くなってるので、期待してます》
《いくこうカップルのビジュの良さ、スケートの優美さは群を抜いていると思います》
といった応援の声が届いている。
どのペアも悔いのないよう今シーズンを戦い抜き、その先の夢を掴み取ってほしい。
