阪神・藤川球児監督

 松井秀喜氏の巨人監督就任に続き、阪神では藤川球児監督の長期契約延長が決まった。現役時代に火花を散らした2人が、今度は監督としてしのぎを削ることになる。そんななか、気の早いファンの間では、早くも「次」を巡るさや当てが始まっているようで……。

 松井巨人の誕生に球界が熱狂する裏で、セ・リーグ連覇を果たした阪神では、10月26日、来季がラストイヤーだった藤川球児監督の契約延長が発表された。

「松井氏の巨人監督就任を、藤川監督は『ニューヨークから東京にゴジラ様が襲来ですね』と歓迎しています。現役時代、2人は8打数2安打、2本塁打、3打点、2三振という対戦成績を残しました。2002年9月23日の甲子園では、松井氏が藤川氏から先制2ランを放ち、次の打席でもバックスクリーン右へ2打席連続本塁打を記録しています。松井監督は3年契約で巨人を率い、阪神も藤川監督と新たに3年契約を結んだことで、かつて対戦した2人が監督としてしのぎを削る姿に注目が集まりそうです」(スポーツ紙記者)

 その一方で、阪神ファンの間では、藤川監督の後を誰が継ぐのか、早くも「2030年」をめぐる話題も飛び交っている。そのきっかけの一つとなったのが、阪神OBの藪恵壹氏による発言だ。

「藪氏は10月21日、元楽天・田尾安志氏のYouTubeチャンネルに出演し、藤川監督の後任候補について言及。ポスト藤川として、阪神のスペシャルアンバサダー(SA)を務める糸井嘉男氏の名前を挙げています。糸井氏本人も、10月8日放送のテレビ番組で、将来的な監督就任について、『やってみたいかな』と前向きでした。糸井氏は現役時代の実績に加え、『天然の超人』とキャラも立っていますからファン受けもよさそう。藤川監督もSAを務めていましたから、現実味もあります。どこかのタイミングで入閣し、帝王学を学ばせることを球団も視野に入れているのではないでしょうか」(週刊誌記者)

高橋由伸が巨人ヘッドに就任

阪神のV2を祝う糸井嘉男氏、バラエティーにも慣れっこだ(公式インスタグラムより)

 阪神と巨人の未来予想図を考えたとき、もう一つ想像が膨らむのが両球団の新たな顔合わせだ。

「松井監督が藤川監督と対峙するだけでも話題性は十分ですが、ヘッドコーチに監督経験のある高橋由伸氏の就任が決定的。となれば、おそらくポスト松井は高橋氏に間違いなく、2030年から高橋巨人VS糸井阪神が実現すれば、それも胸アツです。ここ数年、メジャーリーグの話題に押され気味だったNPBですが、中日には工藤公康新監督が誕生しましたし、一気に盛り返していきそうです」(スポーツライター)

 ネット上でも《松井監督と藤川監督の対決が3年も見られるなんて!》《巨人と阪神が再び球界を盛り上げてくれたら最高》《まずは藤川タイガースの5連覇を全力応援》《万が一糸井が監督になったら、試合後の会見だけはハラハラして見てられないかも》《阪神は鳥谷敬の可能性もありそう》《松井監督の長期政権を希望》など、さまざまな声が飛び交っている。

 ともあれ、次期監督人事などまだ先の話。新体制で始動したチームが「黄金時代」を作ってくれることが、ファンの願いだろう。