10月30日、渋谷のサクラステージにある『TSUTAYA BOOKSTORE』には幅広い年齢層の女性が集まり、長蛇の列ができていた。彼女たちのお目当てはハイブランド系ファッション誌の『VOGUE JAPAN』だという。いったいなぜ――。
「この日発売された12月号には、今年5月まで嵐として活動していた大野智さんのインタビューが掲載されていたのです。購入者には誌面で扱った大野さんのアート作品がプリントされた特別ステッカーを配布。さらに、店内には大野さんの巨大なポスターを使った特別ブースも設けられていたのです」(ファッション誌ライター、以下同)
ビジネスマンとしての顔
嵐が活動休止をした2020年以降、大野が雑誌やテレビのインタビューを受ける場面は少なく、今回の誌面への登場は異例中の異例。一度は“芸能界引退”もささやかれた彼だけに、ファンが詰めかけるのも無理はない。
「『TSUTAYA BOOKSTORE』の公式Xでは、開店前にビルの前に並ぶファンが多数出ることを想定して、発売前日の夕方に並ぶ際の導線を案内するなど、厳戒態勢で臨んでいました。当日は予想通り多くのファンが書店を訪れたようで、SNS上には、《2時間並んだ》といった声も見られました」
30日の午後3時には最後の1冊がなくなり、出版不況と言われる中でも、わずか数時間で出荷分を売り切ってしまった。嵐の活動終了から半年ほどが経過しても、変わらない人気を全国に知らしめたと言えるだろう。この根強い人気は、大野が東京に次ぐ“第2の拠点”として頻繁に訪れている宮古島でも、ビジネスとして花開こうとしている。
「大野さんは宮古島でホテルやバーの経営に携わっていると言われています。もともと関連性は曖昧にされていましたが、今回の『VOGUE』に出てくるアート作品は宮古島のバーにあるものと一緒でした。
会員制の高級ホテルも開業しようとしているようですが、『VOGUE』の完売で、こうしたバーやホテルなどの集客にも自信がついたのではないでしょうか」(芸能プロ関係者、以下同)
5月31日のライブをもってSTARTO ENTERTAINMENTを退所し、“やりたいことをやる”と、自分の道を開拓しつつある大野。宮古島での実業家としての生活は、その1つなのだろう。
「最近では運営しているホテルにお世話になった方や関係者などを呼んで“プレオープン”イベントをしたそう。現在、宿泊の予約などは一般に公開されていませんが、本格的なオープンも近いかもしれません」
雑誌の完売が証明した圧倒的なカリスマ性。芸能界の枠を飛び越え、“やりたいこと”を追求し続ける彼の挑戦から、今後も目が離せない。
