高市早苗首相は支持率には「一喜一憂しない」と言うが…

 JNN(ジャパン・ニュース・ネットワーク)が10月31日から11月1日にかけて実施した最新の世論調査で、高市内閣の支持率が前回から1.9ポイント上昇の64.9%に。この結果に、国民からは疑惑の声が殺到している。

“裏金議員”問題とG7会談を巡って批判が殺到

 高市内閣といえば、9月の内閣改造で高市早苗首相が抜擢した“裏金議員”の問題が立て続けに発覚。大きな批判を呼んでいた。

「農水相に起用された簗和生氏は、選挙で対立した地元自治体の道路予算“大幅カット”発言が物議を醸し、大炎上を受けて10月14日に辞表を提出しました。そして関芳弘文科相は、衆議院のルールで禁じられている議員会館での政治資金パーティーを過去に2回開催していたことが問題に。19日の参院予算委員会では、日本共産党の山添拓議員が裏金議員を起用した高市首相の任命責任を厳しく追求しました」(全国紙政治部記者)

 しかし、この追求に「裏金議員」ではなく「不記載があった議員」だとわざわざ呼称を訂正した高市首相。この時点で《裏金に対する反省が全くない》などと不興を買っていた。そして、10月2日に開催されたG7オンライン会談を欠席した理由にも批判が殺到。

 高市首相は「大きなディスプレーを使うのに事業者に頼むが間に合わなかった」「回線接続のための業者の手配が間に合わなかった」などと説明。しかし、首相はオンライン会議が始まる1時間半前の午後8時ごろまで、自民党の麻生太郎副総裁ら幹部と公邸で会食していたという。欠席理由の1つに「議長国・フランスからの突如の開催連絡」を挙げた高市首相に対して、フランスが激怒しているという報道まで上がった。

高市早苗首相が大きく写った自民党の新しいポスター(自民党広報の公式Xより)

「これまでの経緯と、まさに現在進行形でG7欠席理由を追求されている状況を考えると、国民が高市内閣に不信感を抱いていることは想像に難くありません。しかし、JNNの世論調査では、なぜが支持率が前回よりも1.9ポイント上がって64.9%になっています。不支持率は1.4ポイント下がり、32.5%です」(前出・政治部記者)

 支持率アップの背景には物価高対策への評価があるようだが、国民からは「なんでG7オンライン会議を飲み会優先してサボるような首相の支持率が上がるのか、まったく理解できない」「上がる理由が全く見当たらない」「不祥事が起こると支持率が上がる不思議な政権」「広報費いくら使ったんでしょうかね?」など、疑惑の声が殺到している。

「JNNの調査方法はコンピューターが無作為に組み合わせた数字から、固定電話と携帯電話両方に架電しておこなう“RDD方式”。全国の18歳以上の男女2662人に調査をおこない、その内の38.5%にあたる1024人から有効な回答を得たといいます。この調査方法に対しても、“電話調査は高齢者に偏ります。ネット調査も含めるべきです”“今どき知らない番号から着信あっても出ないよね?”“知らない電話に出るのはよっぽど暇か情弱だけ”といった意見が寄せられています」(政治ジャーナリスト)

 果たして“実際のところ”の支持率は、何%になっているのだろうか――。