11月1日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)に出演した元巨人エース・上原浩治氏。読売ジャイアンツ・松井秀喜新監督のもとで投手コーチ就任も予想されたが、「お断りを」と松井政権での“入閣”がないことを明かした。
松井監督の他、監督経験もある高橋由伸氏をヘッドコーチに据えるなど、2027年シーズンの布陣が見えてきた巨人。2人とは現役時代のチームメイトとして、巨人軍の“投打の中心”としてチームを牽引した間柄だけに、上原にも“お声”がかかったのは容易に想像できる。ところが、
「あの(監督コーチの)メンバーを見て、“打診がない”とは言えないですね。でも、こういういろいろな仕事をさせていただいているので、まだこっちの方で頑張ろうかなと思います」
番組では「“打診がない”とは言えない」と言葉を濁したものの、就任オファーがあったとも匂わせた上原。ところが同日には「お断り」を“公表”したことで、これがネット上で波紋が広がった。これに反応してか、自身のXにて、
松井監督は「尊敬してる先輩です」
【勝手に不仲説を流さないでください 尊敬してる先輩です】
松井監督と上原が拠点を置くアメリカで撮ったのだろうか、仲良さげなツーショット写真も掲載して“不仲説”を一蹴。ではなぜ、上原は「尊敬してる先輩」からのオファーを“断った”のか。
「巨人のコーチ事情も関係あると思います」とは在京球団を取材するスポーツライター。
10月30日に巨人が発表した、2027年のコーチングスタッフによると投手コーチは2026年に引き続き、杉内俊哉チーフと内海哲也コーチが務める。両名とも引退後からコーチとして、指導者の道を進んでいる巨人の元エースだ。
「杉内コーチはFA移籍で迎えられた、そして内海コーチは人的補償で西武ライオンズ移籍を余儀なくされた選手。もちろん指導者としても優秀な人材だけに、チームとして動かす理由はないと判断したのでしょう。
かといって上原さんを迎えた場合に2軍、3軍に置くわけにはいかず、巡回コーチには菅野智之、田中将大、戸郷翔征を復活させた久保康生コーチもいます。ピッチングスタッフが上手く回っている現状、上原さんも解説者に立場から見ても“自分が加わる必要はない”と判断した可能性はありますね」
高橋由伸から頼まれたら「やる」
そして「いろいろな仕事をさせていただいている」と番組でも明かしたように、上原の仕事は『サンモニ』で“喝”を入れているだけではない。野球解説者や評論家としての仕事、執筆業、講演会、イベント出演と多岐に渡り、そしてYouTubeチャンネル『上原浩治の雑談魂』は登録者数122万人超えの人気ユーチューバーでもある。
「また、かねてから投資やビジネスにも興味を持っていて、不動産投資や選手のセカンドキャリアについても学んでいるようです。浪人生活を経験している身だけあってか、野球1本ではない、現実的な物の見方が出来るだけに“指導者になるのは今ではない”と感じているのかもしれません。
ただ、かつて“もう巨人のユニフォームを着ることはない”と発言していた上原さんですが、『雑草魂』では盟友の(高橋)由伸から頼まれたら“やってあげる”と冗談交じりに”快諾”する姿勢も。松井監督の次には、由伸ヘッドの再登板が有力視されていますが、その時こそ上原コーチ実現との筋書きではないでしょうか」(前出・スポーツライター)
巨人ファンは松井監督との“レジェンド共闘”も見たいと思うが、果たして。
