JR西荻窪駅の1番ホームに向けて掲出されたデジタルサイネージに批判が殺到している。話題になったきっかけは、10月23日のX投稿。
《鬱陶しいと感じてる人多そう 私は大嫌い 西荻窪駅》
という文章とともに、女性アイドルグループの告知が流れるデジタルサイネージと、駅ホームに貼られた《駅管理区外の施設であり、当駅では運営・管理を行なっておりません》という貼り紙の写真が添えられていた。
「ホーム上の放送が聞こえづらい」と駅にもクレームが
この投稿は11月3日段階、998万回表示されるなど大きな反響を呼ぶことに。引用欄には、
《これ鬱陶しいと思ってました。眩しいし、うるさいし、気が散るし。動く広告好きじゃない。こんな線路の近くにあったら駅の広告だと思ってしまう》
《動画だし色がドギツいし、何より音も出てるからとても目障り耳障りなんですよね 駅利用者もそうだけど、近隣ビルの人も迷惑してると思う》
といった声が上がる一方、
《こちらの広告ですが警察の広報にも使われる公的なもので音量や光量の調整に関してはビジョン会社さんもきちんとしているかと思います》
と、広告を出しているアイドルグループの代表は回答していた。
そこでJR東日本に確認したところ、デジタルサイネージに関する意見は今年1月頃から意見が届くようになり「張り紙は9月初旬から掲出しました」とのことだった。
西荻窪駅にどのような意見が届いているか? という質問には、
「デジタルサイネージから発せられる音により、ホーム上の放送が聞こえづらいとのご意見をいただいております」(JR東日本)
同広告は大阪に本社を置くデジタルサイネージ専門会社のサービスを利用したもので、同社の公式ホームページの《導入実績》ページでは、西荻窪駅前に設置した不動産会社の名前が記載されていた。
そこで設置した都内の不動産会社に問い合わせてみたが、「プリンスビジョンが展開するものなので、広告内容についてはそちらに問い合わせください」とのことだった。
問い合わせ後にデジタルサイネージ専門会社のホームページを改めて確認すると、それまで記載されていた社名が消え、《不動産会社様》という表記に変わっていた。
また広告を請け負うプリンスビジョンに質問を送り、電話でも催促したものの担当者が不在ということで、期日までに回答を得ることはできなかった(回答が届き次第、追記する)。
10月下旬に記者が実際に西荻窪駅に行ってデジタルサイネージを確認した際には、グロめなイラストを使用したものや、ミニスカート姿のインフルエンサーの広告が流れており、不快に感じる駅の利用者がいても仕方ないと感じた。
デジタルサイネージの設置場所は明らかに駅の利用者に向けたものになっているだけに、駅利用者に迷惑をかけないよう音量や光量の調整、広告内容をしっかり精査してほしいものだ。
