泉ピン子

《2026年11月2日、泉ピン子氏に対し、東京地方裁判所に訴訟を提起いたしましたことをご報告いたします》

泉ピン子を巡る訴訟問題

 11月3日、映画製作会社『Human Pictures』が公式サイトで冒頭のように綴った文書を公開。泉ピン子(79)を訴えるという驚きの報告だったのだが、いったい何があったのだろうか。ある映画製作関係者は「悪ふざけが度を越えていた」と話す。

「問題になっているのは、10月23日に行われた映画『AYUMI』『養父』の舞台挨拶での泉さんの発言です。この日、ピン子さんは舞台挨拶にきた観客に対し“ババア”と暴言を吐いたほか、出演者のコメントに対して、終始ダメ出しを入れ、進行を妨害するような行為も見られていました。中には“太りすぎ、あの人”と容姿を侮辱する、あまりに行き過ぎた発言もあったのです。

 舞台挨拶の冒頭では、“『渡る世間は鬼ばかり』『おしん』。世界的な大女優・泉ピン子さま”と紹介されていましたが、暴言をまき散らす姿は大女優のそれではありません。関係者の間でも、訴えられても仕方ないという見方が多い状況です」

泉ピン子を訴えた映画製作会社『HumanPictures』の公表文1(公式Xより)

 ご意見番としての強烈なキャラクターでも知られるピン子。彼女を巡る騒動はこれがはじめてのことではない。

「2019年、『渡鬼』で共演していたえなりかずきさんとの確執が一部で報じられました。これは同ドラマの脚本家・橋田壽賀子さんが告白したもので、《一緒に出るとえなり君がおかしくなるんですって。発疹が出たり》とまで話しています。

 この報道もあってか、2023年にTBSで放送された橋田さんの追悼ドラマは、えなりさんのみの出演で、ピン子さんの姿はありませんでした。そうした経緯もあってか、『共演NG説』も囁かれているのです。

 ピン子さんは厳しい演技指導にとどまらず、えなりさんの私生活についても、口出しをしていたのだとか。過去の問題発言からまるでアップデートされていないことが、今回の訴訟問題で浮き彫りになってしまいました」(芸能プロ関係者、以下同)

「人前に出してはいけない」

 今回の騒動では、出演者だけでなく、足を運んだ観客にまで矛先が向けられている。前出の映画製作関係者は、あまりの暴挙に唖然としていたが、舞台挨拶の登壇前にも横柄な態度は見られていたという。

「“帰る”“出ない”“一緒に並ばない”“私は大ベテランなのよ”などと言い放ち、登壇を拒否していたといいます。最終的には、登壇者が土下座をして頼み込む始末に。一連の流れを踏まえて、いくらピン子さんといえど、看過できないと判断したのでしょう。

『Human Pictures』は《お客様や関係者の尊厳を傷つけるとともに、パワーハラスメントに当たり得る重大な行為である》と断言しています。

 “毒舌”“辛口”などと表現されることも多いピン子さんですが、その限度は時代とともに変わっていきます。これまでに何度も問題視されてきていましたが、当の本人は変わる気がなかったのかもしれませんね」

公式サイトでも訴訟提起を報告した(『HumanPictures』の公式サイトより)

『Human Pictures』が公表した文書の中では、《侮辱的な発言》《威圧的な言動》《お客様や関係者の尊厳を傷つける》などと記し、泉の言動を痛烈に批判している。

 舞台挨拶の様子が収められた動画には、

《訴えられて当然。どんなかなぁ?って見にきたら予想以上》
《やばいな 人前に出してはいけないレベル》
《共演者がみんな笑顔引きつってて可哀想》
《毒舌通り越して不快なのが 見てわかるわ》

 など、嫌悪感を示すコメントが散見された。

 橋田さん亡き後は、女優としての活躍も少なくなっているというピン子。歯に衣着せぬ物言いが好評を呼んでいたのもいまは昔。“暴走”で済む話ではなくなってしまったのだろう。