元レスリング日本代表選手・吉田沙保里のまさかの歌手デビューが波紋を呼んでいる。吉田は、10月28日にメジャーデビューシングル『I'm Here』を発売していた。
「後進の育成」を望まれる吉田沙保里
「シングルは『I'm Here』のほかカップリング曲の『勝ちに行く、今』、各楽曲のインストゥルメンタルバージョンも収録された本格的なものです。吉田さんが自身の体験をふまえた作詞も行っており、価格は通常版が税込み1700円、『挑戦お守り』の付いた初回生産限定盤は税込み4200円です」(音楽ライター)
発売翌日の29日には東京・池袋にあるサンシャインシティの噴水広場でミニライブも行っている。
「サンシャインの噴水広場といえば“アーティストの登竜門”と呼ばれる場所であり、これまでにも数々のアイドルやミュージシャンが新曲を披露してきた場所です。吉田さんはアーティストにとっては“聖地”というべき場所で、パフォーマンスを行った形となります」(同・音楽ライター)
輝かしい一歩を踏み出したはずだが、ネット上では冷めた声が多く聞かれる。
「吉田さんは引退後の自己プロデュースがアイドル路線に寄りすぎで、世間がリスペクトする最強の戦士像とのズレが悪目立ちしている気がします」
「自分からアピールしてやってるなら好きにやっても構わないとは思う反面、気のせいならいいがどうも周りにおだてられ踊らされてその気になってやってるような感じがする」
「本人の性格や感情など成りたい姿と、世間がイメージとして刷り込まれている姿とのギャップが凄い差があるのだと思う」
「今度は、歌手デビュー、何でも挑戦するのは良いことですが、栄光のレスリング界の功労者が、44歳になったからの人生一度の挑戦は、活躍の場が違うのではと思う」
やはり、歌手活動は吉田のイメージにそぐわないと考えるユーザーが多いようだ。
このほか「やりたいことをやればいい…と思いながらも日本の頂点や世界の頂点に立った人が後進の育成に情熱を感じないのは寂しい」「ものすごいスキルを持っているのだから育成を仕事としてほしい」といった“レスリング指導者”への専念を望む声も。
「これまでにもプロ野球選手がレコードやCDを出すといった例はありましたが、あくまでも本業があってのものでした。吉田さんはインスタグラムでギターの弾き語りを披露するなど話題を集めましたが、その技量がプロとして通用するかといえば別問題でしょう。吉田さんはオリンピックで3大会連続金メダルを成し遂げた“霊長類最強女子”です。プロフェッショナルな要素を極めるならば、レスリング指導者として“後進の育成”を行うべきと考える人が多いのでしょう」(スポーツ紙記者)
ネットの指摘の通り、世間が望む吉田像と本人がやりたいこととの間に大きな隔たりがあるのは間違いなく、その溝は今後も埋まらなさそうだ……。
