「まだ…続きます!」
9月18日に公開された映画『踊る大捜査線 N.E.W.メトロポリスを駆け抜けろ!』。同日行われた舞台挨拶で、主演の織田裕二(58)は冒頭のように宣言し、早くも“続編”の匂わせを行っていた。
『踊る』が繰り出す仕掛け
公開から約1か月半が経過したが、大ヒットの基準とされる30億円は突破したものの、同シリーズの過去作では100億超えのメガヒットを連発していたことから、「いまいち伸びきっていない」との声が関係者の間で聞こえているという。
「もちろん30億円超えの時点でヒットであることは間違いないのですが、今作は実に14年ぶりの復活作。歴代のお馴染みメンバーも勢ぞろいでしたし、“あの時”のファンたちを再び囲おうとする意図すら透けていました。
しかし、ふたを開けてみれば、《本当にひどかった》《シナリオがひどい》などの厳しい意見が並び、古参勢の登場にも《くどい》という言葉すら見られることに。織田さんは続編に意気込みを見せていましたが、今作の低調ぶりを見ると、“夢物語”で終わってしまう可能性もあるのではないでしょうか」(映画ライター、以下同)
この失速ムードを打開するためだろうか。制作陣もなりふり構わぬ仕掛けを連発している。10月30日には、都内の劇場にユースケ・サンタマリア・水野美紀・増田貴久が登壇。この3人は作中で家族という設定だが、これまで一度も劇中や撮影現場で一堂に会したことがないという異例のキャスティングだった。
ファンにとっても待望の『真下家』の勢揃いで、話題性や興行収入増を狙う施策を講じる『踊る』制作陣。11月18日からも新たな一手を投じる予定だという。
「この日、本作のオリジナル・サウンドトラックを収めたレコード盤が発売されるのですが、発売を記念して、原宿・竹下通りにある『UNIVERSAL MUSIC STORE HARAJUKU』でポップアップが開催されるのです。期間は18日から29日までの12日間で、5日から入場予約がスタートするとのこと。
会場内では、映画の名場面を振り返ることができる展示や、寄せ書きコーナーが展開されており、新たなオリジナルグッズも用意されています。価格は最大でもTシャツの5500円(税込み)と、お財布にありがたい価格帯のものが多いようです」
切望される、すみれさんの登場
作中に登場する警視庁湾岸警察署のマスコットキャラクター『湾岸君』をモチーフにしたアイテムを中心に、ボクサーパンツ(4800円、以下税込み)やルームスリッパ(3600円)、クッション(4500円)など全14種類のラインナップだ。
現状、原宿のみの開催となっていることから、ネット上では、
《大阪でもやって欲しい、、!それかネット販売を、、!!》
《原宿のみかぁ 複数地は難しいよね》
《名古屋でもどうか開催のほど…》
など、地方開催を求める声が散見された。
前出の映画ライターは今後の『踊る』の展望について、次のように推察する。
「『真下家家族会議』や今回のポップアップ開催など、新たな情報が更新される度に、深津絵里さん演じた・恩田すみれさんの再登場を望む人が多いのです。劇中の設定では、すでに辞表を提出していることもあって、最新作でその姿を見ることはできませんでした。
しかし、織田さん演じる青島がすみれさんに電話をかけるようなシーンもあったのです。匂わせで終わらせないでほしいと切望する人は少なくないでしょう。次回作ですみれさんが登場するとなれば、今作以上のヒットが見込めると思います」
『踊る』が連発する新たな仕掛け。しかし、ファンが待ち望んでいるのは、たったひとりの再登場なのかもしれない――。
