来季の公式戦日程が11月4日に発表された。新監督対決や故郷への凱旋など、今から“ドラマの予感”が漂っている。さらに詳しく見ていくと、巨人ファンにとって見逃せないポイントもあるようで……。
注目は、やはり開幕カードだ。巨人は3月26日、東京ドームで中日と激突。来季からチームを率いる巨人・松井秀喜監督と、中日・工藤公康監督がいきなり顔を合わせることになった。
「2人は2000年から2002年まで巨人でチームメートでした。就任会見で『自分が12球団の中で一番劣っている部分』と語っていた松井監督の初戦の相手が、日本シリーズを5度制した経験を持つ工藤監督というのも対照的で面白い。中日は高橋宏斗をぶつけてくるでしょうが、エースといえど、話題の一戦での初登板はさすがに緊張するはず。初回にランナーが出た際に、松井監督がどんな采配をするのか楽しみです。
もちろん白星スタートが理想でしょうが、恩師の長嶋茂雄氏も監督初陣では黒星でしたから、師弟で同じスタートを切ったとしても、それはそれでドラマチック。いずれにせよ、視聴率が爆上がりし、メディアも松井巨人VS工藤中日の話題で持ちきりになるはず。これ以上ない華々しい開幕戦となりそうです」(スポーツライター)
松井監督の生まれ故郷で凱旋試合
地方開催の対戦カードにも見逃せない“仕掛け”がある。
「7月7日の七夕の夜には、2年ぶりとなる金沢での広島戦が組まれています。松井監督にとって生まれ故郷への凱旋となり、盛り上がるのは確実です。他にも、長崎、静岡、新潟、ひたちなか、富山、倉敷でも巨人戦が組まれていますが、地方開催はどこも松井フィーバーで満員になるでしょう。また、セ・パ交流戦に目を向けると、長嶋氏の命日にあたる6月3日は、ミスターの地元・千葉でのロッテ戦が組まれているのも意図的な編成では。翌4日からの日本ハム戦で新庄剛志監督との“絡み”も見物です」(スポーツ紙記者)
「巨人有利」の試合スケジュール
また、今季とは違う「巨人有利」となるポイントもあるようだ。
「開幕から4カード連続で関東圏での試合が続き開幕直後の長距離移動が少ないのは、松井監督もバタバタせずに落ち着くことができそう。大型連休での9連戦がなくて最大6連戦にとどまっているのも投手起用のやりくりもしやすい。とりわけ、勝負の夏となる8月に、空調があるドーム球場での試合が多く組まれているのは選手のコンデション管理の面で大きなアドバンテージになるはず。
ともあれ、松井巨人の最初の難関は4月2日からの阪神3連戦。中日、ヤクルトと続く開幕カードを勝ち越した状態で、迎え撃ちたいところでしょう」(スポーツ紙デスク)
ネット上でも《夢のある日程で、今からワクワクしてきます》《松井フィーバーで各地方球場満員になるだろうな》《開幕戦は長島三奈さんに、石川凱旋試合では松井監督のお父さんに始球式してほしい》といった声が聞かれる。
仕組まれたかのような劇的なカードが並ぶスケジュール。開幕までの長いオフシーズンも、この日程表ひとつでファン同士の会話が尽きることはなさそうだ。
