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 これまで多くの芸能人が手を染めてきた薬物。ASKAが逮捕されたことで、いっそう芸能人と薬物のつながりに関心が集まっているが、そもそも薬物とは簡単に手に入るものなのか!?

「芸能人のような特殊な職業でなくても、覚せい剤は簡単に手に入れられます」

 と、小森榮弁護士が語るように、実は近年、薬物の取引は主にインターネット上で行われているほど身近なものだという。

 薬物は若者が使うイメージがあるが、実は中高年の使用者も多い。2013 年度は、全検挙者の52%が40代以上。そして、50代以上の検挙者の8割が再犯者だという。

 懲役3年、執行猶予4年の実刑判決が下ったASKAだが、社会的制裁以外にもさまざまな面での“償い”の可能性がある。栩内容疑者との関係が明らかになり、離婚となれば、慰謝料が発生する。

 『弁護士法人・響』代表の西川研一弁護士によれば、

「一般的に夫の不倫や暴行が理由の離婚では、200万円から300万円くらいで落ち着くようです。今回は世間からのバッシングによって受けた精神的ダメージなどの特殊要素も多いので、やはり一概に金額は言いにくいですね」

 多額の慰謝料を払うことになれば、1995 年に新築した豪邸を売却する可能性もある。

「東京の目黒区という一等地にあり、100坪の敷地に地下1階、地上2階で約380平方メートルという物件ですから、売却価格は土地建物合わせて約2億円前後になると思われます」(不動産の売却を扱う『ROSSOコンサルタンツ』の花咲圭祐氏)

 覚せい剤で有罪になった後でも芸能界に戻った例は少なくない。ASKAも復帰を考えるようになるかもしれないが、それは心から悔悟し、迷惑をかけたファンや関係者に誠実に詫びることが大前提だろう。そうなれば、『CHAGE and ASKA』として復帰するシナリオも。

「ユニット名のとおり、“CHAGE”と“ASKA”はそれぞれ独立した存在です。ソロ活動をしてはまたタッグを組むという繰り返しなんです。わざわざ解散する意味がありません」(音楽関係者)

CHAGEは「彼には自分を大事にしてもらいたい」とASKAを気遣う言葉を残した。彼にはその優しさに応える覚悟があるだろうか。