20140429 nakayama miho A

《いちばん私が傷ついたのは「親権を放棄して子どもを捨てた」という言葉です》

 ツイッターで《きちんとした媒体でお話させて頂くつもりです》と予告していた中山美穂が、8月16日に発売された女性誌『美ST』で離婚について初めて語った。

「傷ついたと言いながら《親権を譲ることが離婚を承諾してもらうための条件でした》とか《好きな人に出会いました》と書いていますが、相手の名前もないし、一方的な印象。離婚の前から3歳下で音楽家の渋谷慶一郎氏との熱愛がバレていましたけどね」(芸能レポーター)

 一方で、元夫の辻仁成は、

「息子と僕の2人の間はロマンでつながってる。日々、互いに頑張ろうぜと言い合ってます」と19日に行われたイベントで語っていた。離婚直前は“中性化”を揶揄(や ゆ)されていたがシングルファーザーとして吹っ切れた様子がうかがえた。

《フランスの法律では離婚をすると親権は半分になります。周りを見ていても離婚後に親が交互に子育てをしているのが当たり前ですので、私もそのつもりでいました》

 手記の中で美穂はそう書いているが、日本人である美穂にフランスの法律は関係ないようだ。

「日本の裁判所においては母性優先、監護養育を続けてきたほうが優先という考え方から、父親が親権を持つことはレアケース。子どもが父親を選んで認められる場合もありますが、基本的には親権は母親とされることが多いようです。今回のケースで、中山さんが本当に不倫していたとするなら裁判上は有責配偶者(離婚の原因を自らつくった人)の離婚請求が困難なことから辻さんの親権獲得について、中山さんのほうから譲歩されたのかもしれませんね」(『弁護士法人・響』代表の西川研一弁護士)

 また、中山は《息子との関係の中で親であることは永遠に変わらない》とも書いているが、

「息子は生まれ育ったフランスで生活しているので、近くで子どもの成長を見守っていくことは難しいでしょう」(前出・芸能レポーター)