1216_高倉健
 11月10日、悪性リンパ腫のため東京都内の病院で死去した俳優の高倉健さん。多くの人に愛された健さんの知られざるエピソードを紹介。

 出演CMの「自分、不器用ですから」というセリフ同様、寡黙で無骨なイメージがある健さん。しかし素顔はかなりのイタズラ好きでもあり、その中には身体も頭も使う、こんな仕掛けを。

「ロケ先のホテルの大浴場で、いきなり腕立て伏せを始めるんです。そうなると、脇役やスタッフもやらなきゃいけない雰囲気になって……。みんなが困り果てているのを面白がっているんですよ」(映画配給会社関係者)

 また、若いころにはこんなヤンチャなエピソードも。

「長期ロケ中に、若手俳優が現地の女性にモテたという話が出たんです。すると健さん、彼をしこたま飲ませて泥酔させると、頭に女性用の脱毛剤を塗ったんです。翌朝、髪の一部が抜けてしまい、彼は大慌てでしたよ」(前出・映画配給会社関係者)

 またお笑い通でもあり、大のお気に入りは志村けん。映画で共演した際には“バカ殿”への愛を熱く語り、志村を大感激させた。

「ひそかに、志村さんのモノマネまでやっていたそうですよ。留守電に“弟子入り志願の高倉健です”と吹き込んだりもしたそう」(前出・テレビ局関係者)