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《この度新しい命を授かりました。あらたに家族を迎えることを、夫婦ともども喜んでおります》

 こどもの日である5月5日に、待望の第1子を授かったことを直筆の書面で発表した菅野美穂。現在放送中のドラマ『Dr.倫太郎』(日本テレビ系)に出演の堺雅人とともに、うれしさをにじませていた。

「菅野といえば、SMAPの稲垣吾郎と付き合ったり別れたりを繰り返しながら、結婚する前くらいまで、10年以上もずるずると続いていたようです。彼女はとにかく、結婚して子どもが欲しかった。そんなときに現れたのが、映画『大奥~永遠~』で初めて共演した堺だったのです」(芸能レポーター)

 2か月間に及んだ京都での撮影中、読書という共通の趣味があったふたりは急接近。交際3か月で、堺からのプロポーズに応えたのだった。

「結婚に逃げ腰だった稲垣と比べ、堺の男らしい決断に菅野はうれしくて即OKしたそうです。その日は母親と一緒に喜びの涙を流したそうですよ」(芸能プロ関係者)

 ふたりは’13 年4月2日に入籍すると、その年いっぱいで菅野はウイスキーのCMを降板した。

「お酒のCMですので、契約期間中は妊娠に関してはNGという条項があります。ですので、結婚した年の夏ごろに菅野さんサイドから年内での契約終了の打診をいただきました。社内的には菅野さんのCMはとても好評だったので残念でしたが……」(サントリー関係者)

 結婚翌年からは連続ドラマのオファーなどを断り、仕事量を大幅に減らした菅野。子づくりへの準備は着々と整っていった。

「菅ちゃんは堺さんと一緒に山手線に乗ったりする普通のデートがとっても楽しかったみたい。やっぱり、稲垣さんのときは、店に入るときも時間差で別々で、帰りも別々。しかも、個室のある高級店ばかりだったから……。もともと彼女は、どちらかというと素朴な人だから、ありのままで付き合える堺さんといるときは、本当に幸せそうですよ」(菅野の友人)

 だが、コウノトリは、この仲のいい夫婦のところに、なかなか幸せな便りを運んでこなかった。

「菅野さんは昨年の夏ごろまで体調がよくなかったそうなんです。何でも女性ホルモンの関係で、都内のクリニックに通っていたとか。最近まで都内にある別の総合病院に、診療時間外の特診でお母さんに付き添ってもらって週1ペースで通院し、病と向き合いながら妊活していたそうです」(テレビ局関係者)

 そんな状態の菅野を心身ともに支えたのは、やはり夫である堺だった。

「菅ちゃんは病気を意識してか、お酒も飲まなくなったし、海苔などの海藻をよく食べていましたね。でも一番は、堺さんが彼女を自然体でいられるように、うまく雰囲気をつくっていたんです。菅ちゃんも妊活プレッシャーがかかっていたみたいだけど、堺さんは“赤ちゃんは授かりものだから”って、絶対に焦ったり責めたりしなかったそうです」(前出・菅野の友人)

 待望の赤ちゃんは、今秋に誕生予定だ。