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 笑福亭鶴瓶が司会を務め、'95年から放送されているNHKの『鶴瓶の家族に乾杯』。彼が自ら日本各地に出向き、そこに住む人たちと触れ合う様子が紹介される人気番組だが、実生活でも番組を地で行く“いい人っぷり”を見せているという。

「『きらきらアフロTM』(テレビ東京系)というレギュラー番組では観覧者の募集をしているので、毎回多くのお客さんがいらっしゃるんです。あるとき沖縄から見に来てくれた女性がいたんですが、わざわざ遠方から来てくれたからと、彼女のホテルを鶴瓶さんがとってあげていました」(テレビ局関係者)

 仕事現場を飛び出し、プライベートな時間になっても彼の神対応は続く。

「以前、鶴瓶さんが仲間と一緒に食事をしていたところ、偶然、隣に居合わせたグループとウマが合って、一緒に飲むことになったそう。数時間が経過してお会計をしようとすると“もうあちらのお客さまからいただいております”と。

 みんなが驚いていると鶴瓶さんが、“楽しく飲ませてもらったから、そのお礼や”って笑いながら言ったんですって」(制作会社関係者)

 相手が誰であろうと、感謝の気持ちはストレートにあらわす。鶴瓶がどこへ行っても地元の人たちに好かれるのは、そういった理由があるのかもしれない。さらに、こんな粋な計らいも。

「以前、落語ライブをしたとき、プレゼントと一緒に電話番号も書いた手紙を渡した女性がいたんです。すると、数日後に彼女のもとに電話がかかってきたので、出てみるとなんと鶴瓶さんご本人。“プレゼントと手紙ありがとうな、全部読ませてもらったで”と、わざわざお礼の電話がかかってきたそう」(舞台関係者)

 この話はこれで終わりではない。その後、鶴瓶のもとに女性から電話がかかってきた。

「鶴瓶さんが電話に出てみると“実は私、ちょっと悩んでいることがあって……”と完全にプライベートな“お悩み相談”を始めたそうなんです。

 普通なら“そういう話はすみません”と電話を切ってもおかしくないところですが、鶴瓶さんは“どうした? 話してみぃや”と、真剣に彼女の話を聞いてあげたんです」(舞台関係者)