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 '00年から始まって16年続いている浜崎あゆみの恒例カウントダウンライブ。中盤に披露した『Ivy』という歌の途中、ところどころ涙声になっていたとファンの間で話題になっている。

 実は『Ivy』を歌いたいと、浜崎自らスタッフに直訴。Ivyとは蔦のことで、花言葉は“永遠の愛”と“信頼”。また、歌詞には“いろいろなことがあったけれど、今はあなたと過ごす未来だけをまっすぐに見つめている”という意味が込められている。

 そのため、離婚間近と報じれられた夫との危機を乗り越えたのでは? と推測する関係者も。

 また、歌詞を読んでみるとこれまで罪を犯し、人を傷つけ、間違いがあったと告白するところから始まる。そして《あぁ今少しだけ過去を振り返ったよ》と自分に向き合い、《君の居る未来だけを真っ直ぐ見つめてる》《最後は君の笑顔が見たいから》と将来への希望を見いだすものになっている。

 浜崎は苦しみの中で自分を見つめ直し、新たな歩みを始めることを歌で表現したのだろう。

「'14年は海外を拠点にしていたため、日本での活動があまりできませんでした。そんな中で迎えた'15年だったので、彼女の中ではファンに対して申し訳ないという気持ちが強かったんだと思います。12年ぶりのファンクラブ会員限定ツアーを行ったのも、そういったことがあったからでしょう」(芸能プロ関係者)

 いつもファンとのつながりを強く意識している浜崎あゆみ。

「離婚危機と言われながら思いとどまったのも、ファンのことを考えたからこそ。最初に結婚したマニュエルとは、1年間で離婚してしまいました。今回も離婚ということになれば、“やっぱり、またか”とファンが悲しむのは容易に想像できますからね。離婚をしないことが恩返しになると考えたのは自然なことです」(レコード会社関係者)

 それを象徴するかのように、この日、アリーナの端には静かにステージを見つめる夫の姿があった。左手の薬指には、結婚指輪が光っている。

「離婚危機を迎えていたら、わざわざライブ会場には来ないでしょう。終演後に行われた打ち上げにも、ご主人は参加していましたよ。彼が浜崎さんに向かってニコッとほほ笑むと、彼女もうれしそうにはにかんでいたのが印象的でしたね」(前出・芸能プロ関係者)