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 大澄賢也との離婚から16年、俳優・石橋正高との婚約解消から9年。歌手・小柳ルミ子が今、熱視線を送る、愛しの男がいる。その名は「リオネル・メッシ」。スペインのサッカーチーム『バルセロナ』に所属するアルゼンチン人のサッカー選手だ。

「うまくて、速くて、プロフェッショナルで、そして頭がよくて、人間性も優れていて、謙虚で、純粋で……。私、彼が走っている姿を見ていると感動するんです」

 今月、愛するメッシが主役のサッカー映画の上映イベントにゲストとして参加した小柳は、舞台であふれんばかりの“メッシ愛”を披露。

「バルセロナの試合は、必ず録画したうえ生で見て、勝った試合はそこから5回も6回も見ます!! 本っ当に感動するんです。そして、いろいろ学ばせてもらっています」

 小柳がメッシを愛するのは、サッカーの技術力だけではなく、その人間性だという。

「もう、いい人なんですよぉ! 私はお会いしたことないですけど……。(日本に来た昨年)試合を見に行ったときは、もう目の前にメッシがいるのに! 握手もできない! やっぱりプレーから人柄って出るんですっ! テレビからでも人間性が!!」

 そう熱弁。愛しのメッシがひとたびケガをしてしまったときには、『愛するメッシ様!!!』というタイトルでブログを更新するほどだ。

「小柳さんのメッシ好き、サッカー好きはサッカー関係者には有名です。もともと'02年の日韓ワールドカップでベッカムをきっかけに好きになったそうですが、今では、“イケメン”などにこだわらないサッカー好き。自宅では、ヨーロッパのほぼすべてのリーグが見られるように衛星放送などの設備を整えているとか」(サッカー雑誌編集者)

 小柳はその観戦数が尋常ではない。

「自分で、1日ごとのテレビ観戦の“スケジュール表”を作り、その日、見ることのできる試合をすべてチェックしているそうです。実際に見た試合はマーカーで塗りつぶす。ほぼ毎日、ほとんどの試合が塗りつぶされているとか。スペインやイタリアなどの強豪国が中心ですが、イスラエルやウクライナなどの無名チームの試合も観戦しているんですよ」(サッカー関係者)

 テレビで発表したスケジュール表の観戦試合数は、実に1日16試合。今回のイベントも、出演前に徹夜で3試合を観戦。帰宅後さらに8試合と、仕事があったにもかかわらず11試合を観戦した。サッカーの1試合は約90分なので、16時間半テレビを見ていたことに。

 また、イベントでは、サッカーはただのスポーツではないとも話した。

「サッカーは、ただボールを蹴ってゴールするゲームじゃなく、人間社会だとか対人関係だとか社会の縮図が含まれているんです。だから非常に深い。私くらいの年齢の女性にもこんなに面白くて、いろいろなことを勉強させてくれるサッカーを、どうしてみんな見てくれないの!? って、いつも思っているんです」