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 昨年の芸能界結婚ラッシュの中で、最も好感度が高かったのは爆笑問題・田中裕二と山口もえのカップルだったかもしれない。バツイチ同士のふたりが、2年半の交際期間を経て昨年10月にゴールインした。

「港区のタワーマンションで幸せそうな新婚生活を送っています。娘さんも息子さんも田中さんに懐いていて、家族水入らずの暮らしですよ」(番組制作会社関係者)

 順風満帆のようだが、田中が自宅以外に夜な夜な出入りする家があるという。

「夜にたまに電気がついていることがあるので、片づけでもしに来たのかな、と思っていました。田中さんの旧宅ですよ。猫のチーちゃんとネネちゃんに会いに来ているんです。新居には連れていかなかったんですね。

 1週間に2~3回、お世話をしに来ています。田中さん本人が来られないときは、マネジャーさんらしき人が来ることもあるみたいですよ」(近所の住人)

 田中は芸能界屈指の愛猫家。爆笑問題は2人とも猫好きで、太田光の家でも“工藤ちゃん”という名の猫を飼っている。

 田中が家族同然の猫を旧宅に置き去りにしたというのは、何か事情があってのことに違いない。体質によっては、猫に触れるとのどが痛くなったり目がかゆくなったりすることがあるが……。

「山口さんや子どもたちに猫アレルギーはないようです。彼女は愛玩動物飼養管理士2級の資格を持っている動物好き。仕事現場でも猫を撫でたり抱いたり、かわいがっていますよ」(芸能プロ関係者)

 山口はミニチュアダックスフントを飼っている。もしや、犬との生活を守るために猫を連れてくるのを嫌がった?

「犬を飼っているくせに、彼女は“犬派? 猫派?”という質問に“猫派♪”と答えていましたよ(笑い)。猫との暮らしは、むしろ大歓迎のはずです」(山口の知人)

 山口側に原因があるのではないようだ。では、なぜ田中は、猫を置いていく決断をしたのだろうか。

「猫たちが高齢だから、環境を変えてストレスを与えたくないそうなんです。とはいえ、寂しがらせるのもかわいそうだと、田中さんは仕事の合間を縫って2匹の顔を見に行っています。週に何度も旧宅に帰るのは大変だと思いますよ」(前出・芸能プロ関係者)

 田中の旧宅は都内の閑静な住宅地にある一戸建ての豪邸。2世帯住宅として建てられており、広くて部屋数も多い。売れば相当な額になるはずだ。

「猫を置いていくと聞くとかわいそうですが、あの豪邸を猫のために維持し続けることのほうが大変。税金だって馬鹿にならないと思いますよ。

 田中さんは“今の生活のほうが、猫にとって幸せなんだろうなぁ……”と漏らしていました。2匹の家族に幸せに暮らしてほしいという“親の覚悟”のようなものだと思います」(前出・芸能プロ関係者)