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 今年、発表した2曲が続けてオリコンデイリー&ウィークリーランキング1位。話題沸騰中のボイメンことBOYS AND MENのライブが開催された(2月13日、Zeppダイバーシティ東京)。結成5周年を迎えての日本全国Zeppツアーの中盤にあたり、東京でのライブは昨年10月以来。

「ダイバーシティ東京~! 盛り上がれ~!」(辻本達規)

「お待たせしました、Zeppのみんな。東京の道を切り開いていくぜー」(小林豊)

 1曲目はボイメンの熱さがまっすぐ伝わる『バリバリ☆ヤンキーロード』。オープニングから男らしく登場したメンバーの姿に、会場は黄色い歓声で埋め尽くされて、初っぱなから一気にヒートアップ!

 「今日は世界中に発信します!」という本田剛文の言葉どおり、ライブの模様は『ニコニコ生放送』で実況中継され(フジテレビNEXTでも4月10日放送予定)、メンバーだけでなく、ファンの気合も十分のよう。

「若菜太喜とリーダーの水野勝が体調不良で欠席だけど、アイツらに届くくらい盛り上がっていこうぜー」(田村侑久)

「勝、お前の思いもちゃんと届いているぜ!」(田中俊介)

 この日は急きょ、水野が体調不良のために欠席(若菜は昨年より休養中)。だが、メンバーの不在がかえってメンバーの意識を高めているように感じる。結束力が強まり、主にステージを引っ張っていくのは、田中と本田だ。

 大爆笑トークから、ライブでしか見ることができないユニットパフォーマンス、珠玉のバラードに、『BOYMEN NINJA』のミュージックビデオのメーキング映像など、充実した内容で東京のファンを魅了した彼ら。

 ラストはみんなの王子様をイメージさせる真っ白な衣装で、最新曲『Wanna be!』を聴かせ、アンコールではなんとアフロ、レゲエ、パンク、ロック歌手のコスプレ姿でダンス、ダンス。ボイメンらしく笑いと胸キュンで締めくくった。

「名古屋で何のレールもないところから始まって、今こうやって東京へ出てきて活動できることが信じられません。夢をあきらめない気持ちで頑張ります!」(田中)

撮影/坂本利幸