ドラマや映画の現場に欠かせないケータリングだけど、この便利なサービス、いったいどこまでOKなんでしょうか!? 例えば山奥や孤島でのロケ。やっぱりケータリングは来てくれるの?

「もちろん来ますよ。食事なくして撮影なしですから。デミ・ムーア主演の『G.I.ジェーン』撮影時にはロケ地の半島が満ち潮で中州になり、技術協力していた海軍の特殊部隊がシュノーケリングで食事を取りに来たそう」(映画関係者)

 ハリウッドのロケではケータリングバンが来るって聞いたことがあるけど本当?

「本当です。撮影現場にはフードトラックと冷凍車が来て、早朝から準備をします。フードトラックとは、内部がキッチンに改造されている車のこと。現場で本物の食堂さながらに配置し、スタッフや役者さん、エキストラさんをアツアツの食事で迎えます」(映画ライター・大森さわこさん)

 ちなみに、ニコラス・ケイジはロケ現場に、自前のおやつとしてキャビアを配達させたことがあるんだとか。そのお値段、20万円なり! ちなみに、ケータリングバンではどんな食事が出るのかしら?

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「バーベキューやピザなど、いかにもアメリカ的なメニューから、和食、中華、エスニック・フードまでバラエティー豊かなメニューが並びます。最近では、ボリウッド・フードと呼ばれるインド料理も人気。パリス・ヒルトンやジョージ・クルーニーもお気に入りだそうです」(大森さん)

 ということは、ブラピやレオ様もケータリングバンのお世話になっているわけですね!?

「いいえ。専属シェフを連れてきます。役の契約で体重制限もあるので、カロリー制限と体重コントロールは大事な仕事の一部。レオナルド・ディカプリオはベジタリアンで、彼の食事の傾向もシェフが把握しています」(大森さん)