「愛子さまには初等科のときのような“イジメ”はなく、外部受験組の子も入れて4人の仲よしグループがいるので、友達関係からくる不規則な登校ではないと思います」

 そう説明するのは、ある東宮職関係者。

「学習院は宿題も多いそうで、予習復習を含めると、毎日の勉強で寝るのも遅くなることもあるそうです。さらに、外部からの受験組は、かなり学力があります。

愛子さまは、初等科ではオール5に近いトップレベルの成績だったそうですが、中等科では成績順位が落ちてしまい気にされているようです」(同・関係者)

 10月16日付で家庭教師役が都立高校の元数学教師・大橋志津江さんに代わったのは、数学強化という狙いもあるようだ。

「学習院女子中等科の入試は算数が難しいことで有名なので、初等科出身者とは数学で差がつくことがあります。実は愛子さまは、理数系の科目は決してお得意ではないようです。報じられてはいませんが、理科の家庭教師も御用掛としてではなく私的についていて、理数系の克服を目指されています」(同)

 皇太子さま(54)から歴史を習い、立派な作文もお書きになり、文系科目はお得意そうな愛子さまだが、“理系”は難しくなっているのか……。

 そんな愛子さまのご様子を聞いて“悪循環”に陥っているのではと指摘するのは、別の学習院関係者。

「特に学力差がつきやすい数学で愛子さまは焦りを感じ、深夜までの勉強が響いて遅刻してしまい、授業がますますわからなくなり、数学が苦手になる悪循環に陥っているのではないでしょうか」