20150310 marathon (1)
マシュー・チョジック(ましゅー・ちょじっく)●1980年米コネチカット州生まれ。’07年来日。ハーバード大学修士課程を経てバーミンガム大学博士課程在籍。現在は日本で日本語による執筆や翻訳、大学講師、ライターとして国内外の雑誌に多数寄稿している。『世界まる見え!テレビ特捜部』(日本テレビ系)などテレビ出演も多数

「日本人の国民性がいろいろなところに表れている"東京ならでは"のマラソンだと思う」

 と、今回の東京マラソンについての意見を話すのは、ライターでタレントのマシュー・チョジックさん。

「コスプレランナーやボランティアの多さ、そして、みんなが楽しんでいる雰囲気はアメリカのボストン、シカゴ、ニューヨークマラソン以上だと思う。ビックリしたのは、警備の人がおじいちゃんだったりすること! でも"東京って安全ですよ!"ってPRになっているし、それだけピースフルなイベントということですよね。日本人のまじめなところも、プロ仕様の格好で参加するランナーの多さに表れているよね」

 たしかに全国各地から集まったランナーたちは、いろんな格好をしている。さて、それではアメリカの場合はどんな服装がスタンダードなのか?

「アメリカの場合、Tシャツと短パンが多い。こういった日本の素敵なところは、どんどん出していってほしいな。いっそのこと、開催翌日は都民の休日にするのはどう? ランナーは疲れた身体を休ませることができるし、反対派は休日が増えることで納得してもらう。東京の人は働きすぎだしちょうどいいじゃない!」