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ICU 合格が決まり、20歳の誕生日を迎えると同時に、一挙手一投足が注目されるようになった美しきプリンセス。しかし、その熱狂ぶりに戸惑いをお見せになることも……


 学習院女子中等科時代からその美貌が注目され、ネットに制服姿の写真が掲載されたこともある佳子さま。注目されることには慣れているかもしれないが、最近、週刊誌上ではメーク術から食事の食べ残しまで、実にこまごまと報じられている。

 パッチリ二重まぶたになるように、佳子さまがアイメークに「アイテープ」を使用されていることも報じられた。

「アイテープは、いまどきの若い女性はあまり使わなくなってきているので、佳子さまが使われているという報道には少し驚きました」

と話すのは、美容家の鈴本洋美さん。

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ジャケットの裾は"フレア仕様"で、ふんわりとした雰囲気(1月30日)

「最近では品質のいいものも発売されていますが、アイテープは伏し目になったときにテープを貼っている感じが目立つこともあります。佳子さまの写真や映像を拝見する限りでは、テープが使われていると思しきときもありますが、のり状の化粧品で二重に見せる"アイプチ"や通常のアイメークのケースが多いようです。古典的なアイテープを常用しているイメージがつくことに、佳子さまは抵抗感をもたれるかもしれません(笑い)」

 ファッションにも注目が集まっている。ファッションジャーナリストの日置千弓さんは、佳子さまの"センス"についてこう語る。

「メンズっぽいテーラードジャケットをお召しのときも、普通のシャツブラウスを合わせず、ノーカラーの丸い襟元で女性らしくコーディネートするのが佳子さま流ですね。ジャケットにフレアスカートやワンピースを合わせる『フィット&フレア』や、淡いピンクやクリームイエローなどのふわっとした色使いなど、シルエットや色彩感覚でも、フェミニン志向を存分に発揮しています。20歳でシャネル調のスーツがこんなに決まる女性も、今どき珍しいですね」

 2月28日から、秋篠宮さまと岡山県倉敷市を訪問された佳子さま。翌3月1日には、同市の美術館の中庭などをご覧になったが、このときにお召しになっていたベージュのツイードのスーツが、一部で「シャネル」のスーツだと報じられた。

「丸襟で、裾や端が切りっぱなしのツイードのスーツはもともとシャネルが始めたもので、現在では"シャネル風"というひとつの型になっているので、誤解が生まれたのかもしれません。実際、佳子さまがシャネルのスーツをお召しになるのは、年齢やお立場からいって、考えにくいと思います。本人は"そんな高価なもの……"と困惑されているのではないでしょうか」(前出・皇室記者)

 前日の晩に、美術館近くのホテルに宿泊されたときのディナーメニューも詳細が一部で報じられた。

「ホテルの支配人の話として、メーンメニューとして出されたブランド牛のステーキを半分くらい残されたことが掲載されました。 これも"人気者"のプライベートな面を知りたいという読者の希望を叶えるための記事だとは思いますが、"そんなに細かいところまで……"と、佳子さまが苦笑される場面が目に浮かびます」