現代はネット社会。FacebookやYouTubeなどで、いろんなことが世界に発信できる。一方、知られたくないことまで勝手に発信される場合も。
話題沸騰中の筋肉ユニット・マッチョ29のメンバーで、圧倒的な腹筋を武器に“筋肉YouTuber”として活躍するサイヤマングレートさんは、ネット社会についてこう語る。
「例えばYouTubeであれば、広告収入の手はずを踏んだうえで10万回再生されれば約1万円の報酬が。僕はYouTubeだけで生活することはできませんが、声をかけられるなど反響も出てきて、影響力に驚くばかり。富や名声が手に入る一獲千金の場ですから、若い人が節操のない動画を上げるのも無理はないです」
再生数を稼ぐことの大変さをこう語る。
「ネタ切れの恐怖やトレンドネタは早い者勝ち、そして陰口と闘わなければいけない。先日も巨大掲示板で“サイヤマンの筋肉はステロイドだ”“整形している”など根も葉もないことを書かれました」
たいした知名度でもないのに、有名税が高いのはネット特有とも指摘。
「ネットって新聞やテレビと違い“正解”がない。それが魅力である一方、自由と無法の違いがあいまいなのは怖いですね」