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 今年、ICU(国際基督教大学)に入学された秋篠宮家の次女・佳子さまは、学校生活や公務、プライベートまであらゆる面で注目の的となった。

 そんな“佳子さまフィーバー”について、秋篠宮さまのお誕生日11月30日の前に行われた記者会見で紀子さまは、

「子どもたちの公的な活動の報道が、その分野で大事な事柄に対して理解を深めていただく機会になれば」

 と、前向きにとらえ、佳子さまの公務でのご活躍ぶりについても、こう“健闘”をたたえられた。

「初めて式典であいさつし、また、ひとりで地方の行事に出席し手話であいさつするなど、慣れないことや緊張することもあったと思いますが、いただいた務めを大事に果たそうとする健気さが伝わってきました」

 しかし、そんなご多忙ぶりに秋篠宮さまは「少なくとも父親が学生だったときよりは、かなりまじめな学生生活を送っているようです」とユーモアを交えながら、

「大学からの課題などもかなりあるみたいで、それに、夜遅くまで一生懸命、取り組む日々を過ごしております」

 と、佳子さまの過密日程を心配するようなご発言もあった。

 11月中旬に期末試験がありすでにICUでの2学期が終了している佳子さまは、12月初旬まで秋休みだが、ひと息つく暇もなかったようだ。

「眞子さまもそうですが、今ごろは年始の恒例行事『歌会始の儀』で発表される御歌(短歌)の推敲でお忙しい時期のはずです。

 11月20日には、悠仁さまが通うお茶の水女子大学附属小学校で音楽の発表会があったので、お住まいでは悠仁さまの練習にもお付き合いされていたと思います。

 さらに、毎年12月ごろに行われる『宮内庁職員組合文化祭美術展』に、悠仁さまが出展する作品のお手伝いもされていたようです」(秋篠宮家関係者)

 そんな弟を見守り、美しく成長したふたりのプリンセスについて、

「最近の眞子さまと佳子さまのご活躍ぶりを見れば、秋篠宮ご夫妻の子育ては、大成功だったといえるのではないでしょうか」

 と話すのは、皇室を長年取材するジャーナリストで、文化学園大学客員教授の渡辺みどりさん。

「眞子さまは、両陛下の長女・黒田清子さんが訪れたことのあるホンジュラスを訪問し、清子さんが研究所に勤務されたように、お勤めを始めたのは頼もしいことです。

 これは祖母の美智子さまがお考えになる“内親王としての務め”を受け継がれているように思います」

 渡辺さんは、佳子さまについてもこう続ける。

「今後、秋篠宮ご夫妻や眞子さまが公務に忙しくなれば、留守を預かる佳子さまに、悠仁さまのお世話役が回ってくるはずです。

 “未来の天皇”の姉君として重要な役割を果たすことにもなると思います」