最後の昼ドラ『嵐の涙-私たちに明日はある-』(フジテレビ系・毎週月～金曜・昼1時25分～)でヒロインを務めている佐藤江梨子。
「去年の8月に出産したこともあって、出産を題材にしたドラマを見たり、子どもの虐待問題などに興味をもっていたので、母親役がこんなに早くできることに感謝しています」
演じている里子という女性には、憧れる部分もあるという。
「里子は夫と娘を亡くした悲しみから、虐待されていた赤ちゃんを盗んで育てる……もちろん、それはいけないことですけど、自分のやりたいこと、すすめられたことをやってしまう正直な女性です。こうやって流されるまま生きるのって、ある意味、憧れますね(笑い)」
育児と撮影で忙しい日々を送っている。
「今はドラマと育児でひとりになる時間が全然ないんです。セリフは料理をしながら、子どもをおんぶして覚えています。唯一、ひとりになれるのは子どもが夜泣きしたとき。寝かしつけるとひとりの時間になるという話をしたら、(共演する)いしのようこさんに“なんてポジティブなの！”と驚かれました(笑い)」
共演者には昼ドラ経験者も。
「でも若いころは映画、テレビ、舞台と、多いときには1日に8つとか仕事をこなしていたので、まだまだ大丈夫と思って頑張っています。ただ深夜まで撮影が続いたりするとショボーンとしてしまうけど、昼ドラヒロインを経験している(共演者の)宮地真緒さんや遠藤久美子さんが励ましてくれるので、心強いです」
気になる今後の展開は？
「結末については、私たち出演者もまだどうなるかわからないです。共演者の方と展開を予想していますが、ことごとくハズレています。(見ている方には)私たちと一緒に結末を予想しながら、最後の昼ドラを楽しんでいただけるとうれしいです！」