ディーン・フジオカはフォーが大好き

 東京・小岩にあるベトナム料理店『Pho’Oishii(フォーおいしい)』が、横浜で映画のロケ中だったディーン・フジオカらにフォーを提供したという。

 店長のジャン・ティ・キム・フォンさんはそのときの様子をこう笑顔で語ってくれた。

「ディーンさんは昼に2杯、夜に1杯、合計3杯食べてくれました。肉とスープをたくさんおかわりしてくれて、ビックリしたけど、とてもうれしいです」

 そんなディーンはフォーに強いこだわりがある。

「2月放送の『櫻井有吉アブナイ夜会』(TBS系)で、フォー好きのディーンさんが訪れた店です。ただ、"もやしを多くしてコリアンダーを少なくして""玉ねぎのスライスはもっと薄く"などと細かい注文を連発。

 『ダメな私に恋してください』(TBS系)の黒沢主任以上のドSぶりでした(笑)。でも、店長が改良した新作をスタジオに持ってくると、"今まで日本で食べたフォーの中で1番か2番目においしい"とベタぼめしていましたよ」(テレビ誌ライター)

 放送終了後、番組から生まれた『ディーンスペシャル』を3日間限定で提供すると、2時間待ちの大行列ができた。

こちらが『ディーン・スペシャル』のフォー

「通常の牛肉フォーが800円なのに対し1500円と割高なんですが、ディーンさん監修メニューとあってファンが殺到しました。味は本物で、コリアンダーやバジルはベトナムから直輸入したものを使っています。
 
 野菜は直行便でも半分くらいダメになってしまうので、値段が高くなってしまうのは仕方ありません。あまりにも好評だったためレギュラー化が決まり、今ではすっかり人気メニューになりました」(グルメ誌ライター)

 ディーンの熱烈なオファーに応えフォンさんは7月中旬の撮影日はお店を臨時休業してキッチンカーで出動。材料をたっぷり積んでロケ地に向かった。

「ディーンさんが食べたいというのと"みんなにも食べてほしい"ということで、スタッフの方から連絡があったんです。朝9時に迎えに来ていただき、撮影スタジオで35人分くらい料理しました」

 振る舞ったのはもちろんディーンスペシャル。彼から「もっとほかにも店舗を出してほしい」と懇願されたという。

「話していて、とても優しく心温かい人なんだなと思いました。実は、ディーンさんは番組放送の後、2、3回ほどプライベートで食べにこられたんです。マスクをつけていましたし、特に私もお声がけをしないので、お気づきになる方はいませんでしたね」

 8月19日には、『Pho’Oishii』がまた大騒ぎになりそう。なぜなら、東京国際フォーラムでファンクラブ発足兼、誕生日ライブ『ディーン・フジオカFamBam Birthday Bash』が行われるからだ。

「地方のファンの方から、予約したいという電話をたくさんいただきました。みなさんお昼はうちのお店に来てフォーを食べ、夜はライブに行かれるそうです。

 18~20日の3日間だけは、メニューはディーンスペシャルのみにさせていただきます。ほかのメニューを注文される方がいても、対応ができなくなってしまいそうなので(笑)」