那須御用邸で静養中には友達と地元の「温泉神社」も訪れ、夏休みを満喫された愛子さま

 現在、学習院女子中等科3年の愛子さまは、この春ごろからご両親と公の場へお出ましになる機会が増え、人々と交流をもたれる場面が多くなった。

「愛子さまに“こんにちは”と言ってもらってびっくりしましたよ」

 そう話してくれたのは、皇太子ご一家が、茶臼岳と朝日岳を登られるときに居合わせた登山客。

 那須で静養していたご一家は8月26日に一般客もいるなか、登山を楽しまれた。

「カメラを持ってこなかったことを後悔しました。愛子さまも大人びた印象で……一生の思い出です」(同・登山客)

 以前は恥ずかしがり屋さんの印象があった愛子さまだが、老若男女問わずお声がけをする姿に、すぐ隣の皇太子妃雅子さま(52)もうれしそうなご様子だ。

「愛子さまの成長されたお姿を見て、雅子さまもさらに奮起するというような相乗効果が生まれているとお見受けしました」

 そう話してくれたのは、皇室を長年取材するジャーナリストで、文化学園大学客員教授の渡辺みどりさん。

「那須でのご静養中も、皇太子さまから陛下の『おことば』についてのご説明や、今後の公務のあり方などのお話し合いが行われるかもしれません。この夏は、愛子さまにとって内親王としてさらに成長される日々になったと思います」(渡辺さん)

 最近では、皇居・御所で美智子さまとふたりでお会いすることもある愛子さま。

 おばあさまからの“期待”に応えるよう、ひたむきなお気持ちで新学期をお迎えになる。