嵐がテレビなどで紹介した食品が、紹介直後に売り切れる事態が続出している。なかには大行列、品切れで数か月待ちの商品も多い。そんな“ジャニ売れ”食品が本当においしいのか、実際に記者が食べてみました!

 10月1日放送の『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)にて、美味しい“ご飯のお供”をかけたクイズが行われた。そこでメンバーが食べた食品がすべて大人気となっているのだ。

 まずは櫻井翔(34)が食べた『山形牛の手ほぐしコンビーフ』。こちらは横浜の『加藤牛肉店』が実店舗とネット通販で販売している。食べた櫻井は口のまわりにご飯粒(とコンビーフ)がついちゃうほど貪っていた。そのお味はというと……。

「普通のコンビーフと違って嫌な脂の匂いがしないし、すごくジューシー。ご飯にのせその上に卵黄を落として、少ししょうゆを垂らして食べると卵かけご飯の最高級版って感じでした」(記者K)

 番組放送後の反響を販売元に問い合わせると、

「いまでも“嵐が食べたアレ”という問い合わせは多いですね。店舗では10時の開店に、朝から並ばれる方も増えました。ネット通販のほうもなくなるスピードが格段に速くなりましたね」(代表取締役の加藤さん)

 毎日、個数限定販売なのでお早めに。

 続いて大野智(35)が食べたのは群馬の行列店『永井食堂』のモツ煮をパック詰めした『もつっ子』。

1パック1070円で、通販の場合は3パックから購入できる。大野の言うように濃すぎず薄すぎないちょうどいい味わい

「具はモツとこんにゃくだけとシンプル。やわらかくてトロトロなんだけど、脂っこくなくて、むしろあっさりしてて美味しい!」(記者S)

 松本潤(33)が食べたのが、博多の日本料理店『味市春香なごみ』が販売する『鮭明太』。オーブンでこんがり焼いた鮭と明太子を混ぜたもの。

 食べた松潤も「うめぇ!」とのけぞり、ひと口ではすまず2口3口と箸がすすんだ。放送時点では「3か月待ち」だったこちら。お店に反響を聞くと、

「すごいですね。手作りのため量産することができないので、通販は1年近くお待ちいただくことになってしまいます」(大将の渡邉さん)

 食べようにも購入できず……。

 ご飯のお供のラストは相葉雅紀(33)が食べた『お茶漬け最中』。こちらは京都に本店を構え西京漬や粕漬などで有名な『辻が花』が販売している。最中の中にご飯1杯分のお茶漬けの具材が入っており、ご飯の上に最中を崩してのせ、お茶をかけて食べる。

「1年に100万個の売り上げを誇るお取り寄せ界のベストセラー。具材の種類はちりめん山椒や紅鮭、鯛などがあります。ドライタイプのお茶漬けの素とはまるで別もの。京都の本店だけでなく、東京、札幌、横浜に支店があるのですが、放送以降いつにも増して問い合わせが増えていると聞きます」(グルメライター)

 お値段は1個324円(税込み)。現状は注文が混み合っているそうで自宅に届くまで2週間程度かかるとのこと。

二宮が食べたとんかつ定食は2950円(ランチの場合は2700円)。放送前から行列はできていたが、放送後さらに長い行列に

 ちなみに残るメンバーの二宮和也(33)はクイズに負けたため食べることができず……。

  “ご飯のお供”から1週間後の『嵐にしやがれ』で、先週は食べられなかった二宮が絶賛したのが、東京・高田馬場にあるとんかつ店『成蔵』の『シャ豚ブリアンかつ3個付け定食』。

 豚1頭から1キロしか取れない希少部位を使った厚さ約4センチのヒレかつを食し、二宮は「もう……ずっと噛んでたい!」と表現。

「厚いけど、ものすごくやわらかくて超ジューシー。こんな甘い味のするお肉を初めて食べました」(記者M)

 店に話を聞くと、

「放送後の営業初日は開店前から50人並んでいました。“この前、櫻井クンと二宮クンが食べたのどれですか?”という問い合わせも多かったですね」(『成蔵』三谷店長)