カラオケで盛り上がる“ジャニーズソング”。2016年はいったいどの曲が一番歌われたのでしょうか? そこで、現在、ジャニーズ事務所からデビューしている9つのグループ別に、2016年最もカラオケで歌われた曲を調査しました。

 今回は、今夜の紅白歌合戦に出場するTOKIO、KinKi Kids、V6、関ジャニ∞の4組(嵐とSexy Zoneは別の記事で紹介しています)それぞれのランキングを発表します。まずは関ジャニ∞から!

*(株)第一興商 通信カラオケDAM調べ(調査期間:2016/1/1~2016/12/20)

関ジャニ∞

 2004年に「浪花いろは節」でデビュー。紅白歌合戦の初出場は2012年で、今年で5年連続出場となる。関西出身らしくバラエティ番組でも活躍し、ジャニーズの人気グループとしてTOKIO、嵐に次ぐ存在に成長。2016年カラオケで歌われた曲ランキング、5位から1位は以下の通り。関ジャニ∞らしい陽気で元気に盛り上がれる曲が並んだ。

■5位『オモイダマ』

 デビュー10周年の2014年7月、ABC・テレビ朝日系『熱闘甲子園』のテーマソングとして発表された28枚目シングル。この年の紅白でも高校生の吹奏楽団とコラボして披露。全国の高校生から募集した真っ直ぐな“想い”を歌詞に盛り込み、青春ソングとしてカラオケでも大人気に!

■4位『前向きスクリーム!』

 2015年発売。初週で28万枚を売り上げるヒット曲となり、紅白でもこの曲を歌った。「前向き!前向き!〜」と繰り返すハイテンションなフレーズは一度聴いたら、つい口ずさんでしまう曲。大塚製薬『オロナミンC』のCMソングだけに、“元気ハツラツ”になれそう!

■3位『がむしゃら行進曲』

 2014年発売の31枚目シングル。メンバーの丸山隆平が主演の日本テレビ系ドラマ『地獄先生ぬ〜べ〜』の主題歌。タイトル通りのノリのいい曲で、ダンスの振り付けを真似してYouTubeに「踊ってみた」を投稿する人が続出。カラオケでやっても盛り上がるはず!

■2位『ズッコケ男道』

 今年の紅白歌唱曲。2007年発売の6枚目シングルで、テイチクレコードの演歌部門からJ-POP部門のインペリアルレコードにレーベルを移して初めて発表した記念の曲。ライブでも必ずと言っていいほど披露される。会場全体で一緒に踊れる振り付けがあり、“エイター”(関ジャニ∞のファン)にはおなじみの一曲!

■1位『罪と夏』

 2016年7月発売の35枚目シングル。関ジャニ∞がアロハシャツとショーツスタイルで歌う夏ソング。一見元気が取り柄のワチャワチャした曲のように思えるが、凝った曲作りや関ジャニ∞らしい“ヘタレ感”を感じる歌詞にファンから高い評価が。歌えば歌うほど面白い曲!

*(株)第一興商 通信カラオケDAM調べ(調査期間:2016/1/1~2016/12/20)

V6

 1995年結成。紅白には2014年の初出場から3年連続3回目。今回の紅白では、昨年の『ザッツ!V6メドレー』に続くメドレー曲『Smile!メドレー』を歌う。2016年カラオケで歌われた曲ランキング、5位から1位は以下の通り。「カッコいいのにどこかかわいい」V6の魅力がいっぱい!

■5位『CHANGE THE WORLD』

 2000年発売の17枚目シングル。高橋留美子原作のアニメ『犬夜叉』初代オープニング曲。V6が初めて歌ったアニソンとして知られる。子ども時代にこの曲を聴いてV6を好きになったファンも多いのでは。元気をもらえる歌詞も人気の理由!

■4位『愛なんだ』

 1997年発売の5枚目シングル。ノンタイアップながらV6のシングル曲で最大の売り上げを記録するV6の代表曲。「安全地帯」の玉置浩二が作曲し、初期のユーロビートから優しくて明るいポップ調に変わり、V6のターニングポイントとなった曲として有名。「そう、愛なんだよね』って思える曲!

■3位『TAKE ME HIGHER』

 1996年発売の4枚目シングル。長野博主演のTBS系ドラマ『ウルトラマンティガ』のオープニン曲。V6初期のユーロビート曲でアクロバットと激しいダンスが特徴。テンションが上がる一曲!

■2位『WAになっておどろう』

 1997年にNHK『みんなのうた』で放送された歌をカバーした曲。保育園や小学校で歌ったというファンも多いV6の代表曲の一つで、初出場の2014年紅白でもこの歌を披露した。「オ〜オ〜 さあ輪になって踊ろ」のフレーズを一緒に歌わずにはいられない、みんなが笑顔になれるハッピーソング!

■1位『Darling』

 2003年発売の23枚目シングル。多くのファンが「V6を好きになったきっかけになった歌」として挙げる人気曲。V6出演の『学校へ行こう!』のエンディング曲や映画『Hard Luck Hero』の挿入歌のほか、松本潤主演のTBS系ドラマ『きみはペット』の主題歌として嵐ファンにもおなじみ。「Darling Darling What 感 eye(わかんない)」など歌詞の言葉遊びやダンスが可愛くて、聴いても歌っても楽しい!

*(株)第一興商 通信カラオケDAM調べ(調査期間:2016/1/1~2016/12/20)

KinKi Kids

 20周年を迎えた2016年の今夜、紅白歌合戦に初出場する。1997年、ジャニーズ事務所が設立したレコード会社の第1弾アーティストとして、シングル、アルバム同時発売でCDデビューし、いずれもオリコン初登場第1位、ミリオンセラーを達成。その後も、デビューシングルから37作連続で初登場1位を獲得し、ギネス記録を更新中。2016年カラオケで歌われた曲ランキング、5位から1位は以下の通り。ジャニーズトップクラスの歌唱力にふさわしいラブソングが上位を占めた。

5位『Anniversary』

 2004年発売の20枚目シングル。この曲もデビュー曲『硝子の少年』以来のシングル&アルバムによる初登場同時1位を獲得。「何気ない今日と云う日が ボクらの記念日〜♪」彼女への想いをシンプルな歌詞で歌い上げるラブソングの名曲!

■4位『もう君以外愛せない』

 2000年発売の10枚目シングル(『夏の王様』と両A面)。堂本光一主演の日本テレビ系ドラマ『天使が消えた街』オープニング曲。このシングル以降の楽曲は、キンキによるセルフプロデュースになった。タイトル通り、ストレートな愛をしっとり歌い上げる“涙ウルウル系”の究極ラブバラード!

■3位『ボクの背中には羽根がある』

 2001年発売の11枚目シングル。堂本剛主演の日本テレビ系ドラマ『向井荒太の動物日記 〜愛犬ロシナンテの災難〜』主題歌。作曲は『Anniversary』と同じ織田哲郎で、哀愁を感じるラテンのリズムにのせた松本隆の歌詞がピッタリ。累計90万枚を超えた大ヒット曲!

■2位『硝子の少年』

 初出場の今夜の紅白ではこの曲を披露する。1997年のデビュー曲にして、180万枚近い売り上げを記録したキンキ最大のヒット曲。翌年夏の甲子園の入場行進曲にもなった。作詞は松本隆、作曲は山下達郎という豪華コンビ。ジャニーズらしさが詰まった名曲!

■1位『愛のかたまり』

 2001年発売の13枚目のシングル『Hey! みんな元気かい?』のカップリング曲。森永製菓『ダース』CMソング。作詞作曲がキンキによる自作曲。光一が作ったメロディを聞いた剛が「光一のメロディには女性言葉の詩が似合う。女の子にこんなふうに思ってもらったら幸せだな」とイメージして書いたと言われる詩。2人の関係を重ね合わせて聴くファンも少なくなく、キンキファンにとっては思い入れの深い「神曲」!

*(株)第一興商 通信カラオケDAM調べ(調査期間:2016/1/1~2016/12/20)

TOKIO

 1994年デビュー。紅白歌合戦にはデビューイヤーから今まで23年連続で出場。ジャニー社長が「世界に通用するバンドになってほしい」という思いを込めて“TOKIO”と名付けただけに、メンバー全員が自分の担当以外の楽器も演奏できるマルチプレイヤーとして、アイドルを超えた音楽性を持つ。長寿番組『ザ!鉄腕!DASH!!』の人気で老若男女におなじみの存在に。2016年カラオケで歌われた曲ランキング、5位から1位は以下の通り。KinKi Kidsと対称的に応援歌が目立つ。

■5位『花唄』

 2002年発売の25枚目シングル。松岡昌宏主演の日本テレビ系ドラマ『ナースマン』の主題歌。同年の紅白歌唱曲。「泣きだしそうな僕のために 舞う花吹雪」という歌詞が卒業式に似合う。「落ち込んだことがあると口ずさみたくなる」というファンも多い。TOKIOが背中を押してくれる、自分だけの応援歌!

■4位『リリック』

 2013年発売の46枚目シングル。長瀬智也主演の日本テレビ系ドラマ『泣くな、はらちゃん』の主題歌。作詞作曲も長瀬で、この曲からメンバーたちが作詞作曲する制作体制に移行した。長瀬らしいストレートな歌詞とメロディが心に響く。TOKIOのベスト盤『HEART』のファン投票第1位にもなった人気曲!

■3位『AMBITIOUS JAPAN!』

 2003年発売の28枚目シングルで、同年と2013年、2015年の紅白歌唱曲。JR東海とのタイアップ曲で東海道道新幹線のCMソングに採用された。作詞作曲は、なかにし礼・筒美京平のベテランコンビ。「突き進めばのぞみはかなう」という歌詞通り、疾走感のあるアップテンポな歌はカラオケで盛り上がれる定番曲!

■2位『LOVE YOU ONLY』

 1994年のデビューシングル。紅白では初出場となった同年と、記念すべき20回目の2014年にもこの歌を歌った。フジテレビ系アニメ『ツヨシしっかりしなさい』のテーマソング。好きな女の子への想いを切なく歌い上げた、ファンにとっては忘れられない胸キュン曲!

■1位『宙船(そらふね)』

 2006年発売の35枚目シングル。長瀬智也主演の日本テレビ系ドラマ『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』主題歌で、長瀬がTOKIOシングル初のソロボーカルに。同年の紅白歌唱後に売り上げを伸ばしてロングヒットとなった。楽曲提供は中島みゆき。人生を「船」に例えて心の葛藤を歌った「みゆき節」も、「その船をこいでゆけ お前の手で漕いでゆけ」と長瀬が歌うとTOKIOにふさわしい応援歌に。今回の紅白で10年ぶりにこの名曲を歌う。

*(株)第一興商 通信カラオケDAM調べ(調査期間:2016/1/1~2016/12/20)

 ──2016年にあなたが歌った歌は入っていましたか?