“顔面偏差値75グループ”に、今年から“むくわれないイケメンたち”のキャッチフレーズが追加された5人組のボーカル&ダンスグループDa−iCE。

 “むくわれない”とついたのは、彼らの曲に結ばれない愛を歌うものが多いから。5人が描く夢は次々にむくわれていて「1年前はできると思っていなかった」という今年1月の初武道館公演のチケットは即完売。会場に集まった彼らDa−iCE(さいころ)の6面目にあたるファン9000人を興奮、そして涙と感動で包み込んでいた。

 武道館を成功させ、次なるステージへの幕を開けた5人が発表したのが、3rdアルバム『NEXT PHASE』。

Da−iCE(左から:岩岡徹、花村想太、和田颯、大野雄大、工藤大輝)撮影/伊藤和幸

大輝「タイトルどおり、次の段階に進むということで、これまでやったことのない新たな挑戦をぎゅっと詰め込んだ1枚になっています」

 タイトル曲『NEXT PHASE』の歌詞は、メンバーでボーカルの花村が担当。

想太「このアルバムを象徴する曲になるので、書かせていただくのは楽しみであり、プレッシャーもありました。テーマに決めた“いままでと、これからのDa−iCE”を表現するために、メジャーデビューしてからのシングル10枚とアルバム2枚のタイトルを全部入れたんです。歌詞の内容が不自然にならないように、ひとつひとつの言葉の意味を改めて考えて」

 5人の表現力豊かでキレのあるダンスと、確かなボーカルを感じることができる曲に仕上がっている。6月からはこのアルバムを引っさげた全国ツアーがスタート。ファイナル公演は、神戸ワールド記念ホールという初のアリーナクラスに!

雄大「リアーナですね」

大輝「アリーナね(笑)」

雄大「武道館もそうだったんですが、発表されたばかりのころは、自分たちがステージに立つ姿がイメージできなかったんです。今回のアリーナもそうで、まだ遠いことのような気がしていて。やりたいことはたくさんあるので、その距離感であり、背伸びする部分を埋めていかないといけないなと思います」

NEXT PHASE〜5人に聞いた挑戦したいこと〜

◎大野雄大

雄大「自分の釣り竿が欲しいなと思って。姉の趣味が釣りで、よく姉と姉の友達と一緒に釣りに行くんです。レンタルしている金額を考えたら、買ったほうがいいなと。朝イチで海に行って、夜は釣った魚を肴にビール飲んで。自分でさばきますよ、魚」

想太「いいですね〜」

「(釣りのエサは)ムカデみたいなの? いや〜、朝イチから虫って。僕には、無理だわ(笑)」

◎工藤大輝​

大輝「海外に行きたいです。行くなら、スウェーデンとかオランダとか。スウェーデンは、好きな服のブランドや、僕らの曲を作ってくださっている方もいらっしゃるので一緒に作業してみたいです」

雄大「韓国リベンジもしたいですね。今回のアルバムの特典映像の収録で行った」

大輝「あぁ、足つぼとかね」

雄大「右足5分でタイムオーバーになっちゃって、終わってからバランスが悪くって(笑)」

◎和田颯

「3〜4年前に買わせていただいたギターがあるんですけど、まったく触れておりませんで、今年こそ触れさせていただこうかと。音が変わっちゃうからと、僕の代わりに友達が触れてくれております(笑)」

雄大「僕、弾けるけど」

「持ってくるのが……。重いでしょ」

雄大「あのギター、軽いけどね」

「そうなんだ!? それも知らないレベルです(笑)」

◎花村想太

想太「キーボードですかね。コード弾きを練習していて、いいなと思う曲を数時間で弾けるようになってきたので、そこからレベルアップしたい。そうそう、バイクの免許を取りました。昨日、家の前に置いた250キロくらいあるバイクが倒れていて、教習所のスタンド教習が役に立ちましたね(笑)。いまは、乗るより、眺めているほうが多いです」

雄大「倒れたバイクを!?」

想太「いやいや(笑)」

◎岩岡徹

「まだ、行ったことのないゴハン屋さんをいっぱい知りたいです」

雄大「教え合いっこしましょうよ」

想太「(岩岡)徹くんとか(大野)雄大くんは、グルメなイメージ」

「僕、決まった3つの店しか行かないよ」

大輝「ある意味、グルメだよ(笑)」

想太「実は、ある程度のラインにいったら、違いがわからないです」

「こういう人とは、あまり一緒にゴハンには……」

想太「ちょっと!」