町田啓太 撮影/伊藤和幸

「桐谷(美玲)さんに“女子力がない”ってすごい言われてます。例えば、誰かが髪を切っても全然気づかなかったり。“その服カワイイですね”って褒めたら“服褒めてどうすんの。その服似合ってますねじゃないとダメなんだよ”って。すごいダメ出しをくらってますね(笑)」

 桐谷美玲、水川あさみ、ブルゾンちえみが共演する新ドラマ『人は見た目が100パーセント』(フジテレビ系 4月13日[木] 夜10時~)に町田啓太(26)が出演! 撮影現場ではメインキャストの3人から“女子力”について相当教え込まれているとか。

「サラダを取り分けてくれる女性っているじゃないですか。“素敵だな、こういうのが女子力っていうんだな”って思っていたら、女性陣から“いやいや、計算してることもあるし”って大ブーイング(笑)。バッサーって斬られてしまいました」

 今回の作品では桐谷演じる女子力ゼロの理系女子が、特別研究で美を極め“ステキ女子”を目指していく。そんな桐谷とは昨年ドラマ『スミカスミレ 45歳若返った女』(テレビ朝日系)で共演し、再会は約1年ぶり。

「久しぶりにお会いしたら、“変わってなくてよかった~”と言われました。僕は劇団EXILE所属なので、EXILEというのが桐谷さんの中では日サロで日焼けして身体はバキバキで……ってイメージがあるらしくて。むしろ今回、僕が演じる役はイケてない男子役なので、最近は筋トレをせず、姿勢もちょっとすぼめるような感じを意識しているんです」

女子会にも普通に入れます

 女性陣からかわいがられる町田だが、実は家族も姉と妹の女きょうだい。それも影響してか、女性の中にはスッとなじめてしまう体質だそう。

「女子会にも普通に入れます。女子トークにも慣れてますし、あまりそういうのに抵抗がないんです。でも、だいたいそういう場ではイジられますね(笑)。僕の家族は母親がいちばん強かったので、母は偉大だなっていうのがあって、女性に対してリスペクト感が大きいんです」

 体育会系出身ということもあり、年上の先輩方との関わりが多いそう。最近ではドラマ『美女と男子』(NHK)で共演した前川泰之との親交も。

「とても仲よくしていただいています。ごはんにもよく誘ってくださるんです。15歳くらい年齢差があるんですが、いつも同じ目線で話してくださって。お子さんの話もよくしてくださるし、家族思いで愛妻家。紳士的でカッコいいんです」

 “家族思い”というのは、理想の女性像にもあてはまるキーワードだそう。

「家族や友達を大事にしている女性って、やっぱりいいですよね。NG項目……? 悪口は絶対、嫌です! ストレスがたまって愚痴をこぼすのはいいんですが、愚痴と悪口はまた違うので。あんまりないほうがいいなって思います」

 ドラマタイトルにもある“見た目”でいったら好きなタイプは?

「ザッツ日本人女性みたいな方ですね。大和撫子(やまとなでしこ)のような……。古風でナチュラルな、そんな女性が好きです」

町田啓太 撮影/伊藤和幸

 ハマっているものを聞くと、

「最近コンビニなどで売ってる“濃いめのカルピス”にハマってます。それで思い出したんですが、昔おばあちゃんとカルピスを牛乳で割って飲んでたなって。おばあちゃんとの間では“モーモーカルピス”って呼んでいて、大好きでした。読者のみなさんにも、ぜひトライしていただきたい!」

 最近はあの映画に影響されたそう。

「ついに『ラ・ラ・ランド』を見に行きました。素晴らしかったです! 音楽もすごくカッコよくて、あのあと、すごいジャスが聴きたくなりました。小学生のときに鼓笛隊みたいなのでトランペットをやっていたくらいで、ほとんど楽器経験がなくて。楽器ができたらカッコいいな~って思いました」