左から中丸雄一、亀梨和也、上田竜也

メインパーソナリティーは'03年のTOKIO以降、すっかりジャニーズアイドル前提となってしまいました。それからは'05年の草なぎ剛と香取慎吾、'07年のタッキー&翼以外はJ副社長の担当グループで“回して”いるのです。猛プッシュしているジャニーズWESTはまだまだ一般的に認知されていませんから、今回は苦肉の策だと思いますよ」(テレビ誌記者)

 8月26日、27日に放送される日本テレビ系『24時間テレビ』。今年で40回目となる記念回で嵐の櫻井翔、NEWSの小山慶一郎、そしてKAT-TUNの亀梨和也がメインパーソナリティーに選ばれた。3人は同局のニュース、スポーツ番組でそれぞれキャスターを務めている。

 たしかに斬新ではあるが、すでに各グループで経験ずみだけに目新しさはないように思える。だが、メリットはあるようで……。

「3人とも番組進行には慣れているでしょうから、安心して見ることができますね。そして何よりグループの場合はメンバー全員がリハーサルを含めて48時間を丸々と拘束されてしまうのですが、今年は個人のスケジュールだけを押さえればいい。

 そして所属グループの応援出演も当然、見込まれますが、1〜2時間のいちコーナーにだけ顔を出せばよいのです。さらにジャニーズの後輩グループも出演すれば、番組としてもマンネリを防げるんですね」(テレビ局関係者)

24時間テレビ司会に亀梨でどうなるKAT-TUN

 ジャニーズファンの視聴者にとって喜ばしいのは、“所属グループ”ということで昨年5月以来、「充電期間」という名の活動休止状態にあるKAT-TUNも出演するという希望だろうか。

「亀梨の応援に駆けつけるという名目での、一夜限りのKAT-TUN“再結成”で話を進めているそうです。今年のテーマ『告白』に沿った企画での出演など、番組としても“目玉”のひとつとして推していくみたいですね。

 同局の情報番組『シューイチ』でコメンテーターを務める中丸雄一のチャリティーランナーも、“ウルトラC”案として挙げられるかも。体育会系の上田竜也は簡単に走り切ってしまうかもしれませんからね(苦笑)」(スポーツ紙記者)

 ん?「一夜限り」とはどういうこと? 番組を機に新曲発表にコンサートと、活動再開するのでは?

なにぶん、いまだ“3人のKAT-TUN”として明確な進路が定まっておらず、“放電”は見送られ続けているのだとか。亀梨はソロでもドラマに映画にキャスターに活躍しているので、無理に急かさなくてもいいと判断しているのでは。

 それこそ3人にとってドラマ主題歌が絶好の機会でしたが、亀梨の “親友”山Pに譲られたと見られています」(芸能プロ関係者)

 放送中の日テレ系ドラマ『ボク、運命の人です。』で、『修二と彰』以来12年ぶりに『亀と山P』として主題歌を歌っている亀梨と山下智久。最近はプライベートでの目撃情報も多く、公私に“親友”アピールをしている。

「かつては脱退した赤西仁と遊び歩いていた山Pですが、正念場を迎えて亀梨に切り替えたようですね。ジャニーズとしても、今後ままならないKAT-TUNよりもミリオンセールスの実績がある2人に賭けたのでしょう」(前出・芸能プロ関係者)

  『24時間テレビ』にも親友として登場する可能性が。

「2人の新曲『背中越しのチャンス』に乗せてドラマエンディングで踊っている、何とか流行らせたい“ボク運ダンス”を披露するのでは? 曲のヒット次第では『亀と山P』で秋以降にコンサート開催、なんて夢も膨らんでいるかもしれません」(前出・芸能プロ関係者)

 7月にはフジテレビ系月9ドラマ『コード・ブルー』主演が決まっている山P。何とか“KAT-TUN越しのチャンス”をものにしたい。