街には激論の種があふれてる! 私の“フツー”は誰かの“ヘン”!? 『週刊女性』読者200人に意識調査したそれぞれの“流儀”は一体? 「電車でメイクってそんなにダメ?」「家でブラジャーする?」など、女性の身だしなみを中心に調査した。

30歳を越えたらすっぴんはマナー違反?

●YES…18%
●NO…56%
●それ以外…26%

 女優・深田恭子が「30代がすっぴんで人と会うのはマナー違反」と発言、世の女子たちを震撼(しんかん)させた。週刊女性的にはNOが半数以上でホッとした読者も多いかも!? 「本人がよければいい」「人それぞれ」という意見のほか、「時と場合による」「会う人との関係性による」などTPO次第という回答。

30歳過ぎたら、すっぴんで人と会うのはマナー違反?

 YES派は「ある程度の場所ではメイクするのはマナーだと、学校で教わった」「女性としてすっぴん外出はない」。また「すっぴんで勝負できればしたいさぁ(心の叫び)」「キレイならいい。私は自信ないので周りのためにお化粧します」と、キレイなら許されるという切ない回答も。

「就職の面接では20代であれ30代であれNGです。自己を評価してもらう場で身だしなみができないなら、社会人失格です」

 と語るのは大手就活エージェント勤務のTさん。マナー関連の著書も多いマナーデザイナーの岩下宣子さんも手厳しい。

「裸で人と会えるかという話。せめて眉毛と口紅を」

電車内でのメイクどう思う?

「オマエの部屋かよ(怒)!」
「見ていておもしろい」

 昨年、東急電鉄が車内でのメイクを控えるよう呼びかけるマナー広告を発表。これに対し、ネットで賛否が大きく分かれ話題に。そもそも“車内でのメイク”の歴史は意外に古く、昭和を代表する文豪、谷崎潤一郎の小説『細雪』の一節にも出てくるほど。さて、賛否両論の車内でのメイク、週刊女性読者はというと─。

 大多数が批判的という結果に。「みっともない。最悪」「恥を知れ!」などの厳しい意見から、「化粧直しぐらいなら、まぁ……」「口紅がギリ」と程度によっては大目に見る、「忙しいのはわかるけど、せめてお手洗いでしよう」「寝坊したのかなぁ、と思うけど自分はしない」と心情は察しつつNGという意見が。

 逆に「どうでもいい」「器用だなぁ」といった気にしないという意見も少数いる様子。そのほか「すっぴんにマスクでとりあえず出社して、時間ができたらトイレですれば?」という提案も。とにかく、車内でのメイクは批判覚悟で! ということのようで……。

スウェットなど地元着でどこまで行く?

「ゴミ出しでギリ」
「半径10キロ圏内」

 流行中の“ワンマイルウエア”=地元着。しかし、「家を出れない」「自宅の郵便ポストまで」と多くの人にとって地元着は、ほぼ自宅限定。外出する人でも「近所のコンビニ・スーパーまで」が大多数で「どこまででも」というツワモノはごく少数。“地元着=部屋着”で外出時には着替えるもの、という認識が週刊女性世代流!? 人気おネエ系スタイリスト・矢部義浩さんによると、

「私もワンマイルウエア否定派よ! あんなもの、パチンコ連チャン中のオバハンじゃない。最近のゲイの流行りは(下着をつけずスウェットをはく)“ノーパンスウェット”だけどね♪」

マスクで出社、マスクで接客は失礼?

●失礼!…24%
●失礼じゃない…62%
●それ以外…14%

 風邪・インフルエンザや花粉症対策、すっぴん隠しなど活躍の場を広げるマスク。最近ではしないと落ち着かない“マスク依存症”なる心の病もあるほど。そのマスク着用の出社、接客は半数以上が“失礼じゃない”と回答。「マスクせず、クシャミや咳をまき散らすほうが失礼」「何らかの理由があるから」が主な意見。また、「マスクしている人が多すぎて何も感じなくなってきた」とも。

 一方の“失礼”派は「介護や看護職はしかたないが接客業や会社は×」「流行りの伊達マスクはダメ」。また「ひと言断りがあればOK。それ以外はNG」とも。プロの見解はこうだ。

「表情が見えないと相手が不安に。初対面ならはずして挨拶し、非礼を詫びて着用を」(前出・岩下さん)

「ビジネスマナーとしては失礼にあたります。目元と口元はセットで表情を伝えるもの。初対面であれば顔も覚えてもらえません。花粉症などは薬を服用してでもやめるべき。対面の接客業には透明のマスクなどもあります」(前出・Tさん)

家でブラジャーする? しない?

●する派…31%
●しない派…51%
●それ以外…18%

「締めつけ感から解放されたい!」「家ではゆったりしたい」など、「ラクだから」というのがブラジャーを“しない派”の主な意見だった。

 一方“する派”の場合、「旦那も義父もいるからしないでいるのはムリ」「急な来客や宅配業者とかがあると困る」「誰か来たときにつけるのが、かえって面倒」と同居人や来訪者への配慮という回答が多数。また「しないとトップがこすれる」「胸が揺れて落ち着かない」「胸が垂れるから」などのバスト事情を理由に挙げる人も。

 垂れるについては「ノーブラだった女性は平均して1年間でバストトップの位置が7ミリアップした」(フランシュ=コンテ大学 ジャン・デニス・ルイロン教授)との発表もあり真偽はいかに!?

ぽっちゃりとデブの境界線

「根暗な性格がデブ、明るく自信があるのがぽっちゃり」
「見苦しく見えたらデブ」

 情報サイト『女子SPA!』の「ぽっちゃりしてカワイイと感じる女性芸能人」調査では1位に日本テレビアナウンサー・水ト麻美、次いで柳原可奈子、渡辺直美がランクイン。ぽっちゃり女子が人気の昨今だが、デブとの境界線は!?

「筋肉のラインの上に脂肪が乗っているのはぽっちゃり。筋肉の存在がわからなくなったらデブ」
「ウエストがあるかどうか」
「明らかに標準体重を超えたらデブ」
「服を着ていてお腹の段がはっきり見えたら」
「不健康に見えるのが、デブ」
「ぽっちゃりは、まだやせられる範囲。デブは、病気が心配な範囲」

 など明確な基準を挙げる人がいる一方、

「不快感=デブ。不快ではないが太い=ぽっちゃり」
「ぽっちゃりは前向き、デブは後ろ向き」
「ぽっちゃりは許せる。デブは許せない」
「ぽっちゃりは動きがそれほど鈍くないが、デブは鈍いし動かない」
「可愛い子はぽっちゃり」
と主観的で不明瞭な意見も。

 そのほか、「デブはデブ。境界線などない」「どちらもデブ」とバッサリ厳しいお言葉も!

番外編~男女関係、どこからが浮気!?

 アンケートの結果では「身体の関係があったら(キス・SEX)」36%、「気持ちがあったら(好意・愛情)」34%と、ほぼ同数。次いで「パートナーから心が離れたら」が20%、ほかに「異性として意識しだしたら」「粉かけたら」「バレたら」(!)などの意見も。

D子(既婚・40代)「“男性は身体、女性は気持ちの浮気が許せない”ってよく言うけど、私はどっちもイヤかなぁ。夫がよその女にキュンキュンしてたらホントに腹立つし、ましてや2人きりで会われたりとか手つなぎとか、想像するだけでも発狂する(笑)

E男(バツイチ・30代)「女の人ってコワイよね。ダンナさんがほかの女とお茶するのイヤがるけど、自分はオトコ買ったりするでしょ」

F子(別居中・40代)「それは女性不信すぎる意見。私は別居中だしもう何とも思わない。むしろ“いい人見つければいいのに”的な境地。さすがにほかの女とバンバンSEXしてるの想像すると気持ち悪いけど」

D子「自分だったらどこから浮気だろう? って考えると、SEXした時点から浮気かな。キスくらいは酔って友達ともするでしょ? 男も女も相手の浮気には厳しいけど、自分の浮気には寛容だよね~」

F子「男はどこから浮気って考えてるのか謎!」

E男「よく言うけど風俗はホントに浮気じゃない(笑)。人それぞれだけど自分は下半身でいろいろ考え始めたら浮気かな~。女性の浮気に関しては、手つなぎレベルから絶対、許しません!」