今月から(消費税増税以外の理由では)23年ぶりにはがき、切手の料金が値上げされた。メールやLINEの普及でポストを利用する機会も減っているが、思わず手紙を出したくなるポストたちが、全国には点在しているって知ってました?

日本全国にある珍しい郵便ポスト

 ご当地キャラやデザインマンホールなどで町おこしをするところが増えているが、新たな観光資源になりつつあるのが、ご当地の特色が反映されたユニークな郵便ポスト

 今回、撮影モデルを務めてくれたタレントの米丸日向くんも日本一大きなポストを前に目を丸くしていた。

全国にはいろんなポストがあるんだなって驚きました。イベントで地方に行く機会も増えてきたので、これからはチェックします」

 若い世代は手紙を出す機会が減っているが、米丸くんは手紙の重みを感じるという。

「書いているぶん、手紙のほうがより思いが伝わりますよね。ファンレターから元気をもらうことも多いので、読者のみなさんも好きな人に手紙を送ってみてください」

<モデル>
米丸日向(よねまる・ひなた)。17歳。大阪府出身。音楽グループ『ジュノン・スーパーボーイ・アナザーズ』チームYOUTHメンバーとして活動中。7月28日にワンマンライブがZepp Tokyoで行われる。

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今も使用できる丸ポストが32本と、都内で最も多い小平市。“丸いポストのまち”のシンボルとして製作されたのがこちら。高さ2.8m(隣の米丸日向くんの身長は176cm)。投函口は上が高さ2.1m。下は1.4mの高さで、両方使えるので子どもや女性も安心。撮影/渡邉智裕
鳴子こけしで有名な宮城県・鳴子温泉郷には一見、巨大なこけしに見えるポストが。「鳴子こけしは首を回すと音が鳴るのが特徴ですが、残念ながらポストの首は回りません(笑)。どこにあるの? と問い合わせもあり、人気スポットのひとつになっています」(担当者)写真提供/大崎市鳴子総合支所地域振興課
愛知県・豊川稲荷境内には国内現役最古の丸型郵便ポストが。 1912年製で、郵便の文字が右書きで書かれているのは現在、日本に2つしか存在していないとか。撮影/大嶺こず恵
熊本市の下通りには、熊本のシンボル・熊本城の形をしたものが。石垣の部分が、熊本城の代名詞でもある“武者返し”になっているのが城マニアにはたまらない!? 撮影/大嶺こず恵
東京スカイツリータウン・ソラマチの9Fにある郵政博物館には、東京スカイツリー型が。投函された郵便物には、東京スカイツリーの印影が入った向島郵便局の消印が押される。撮影/大嶺こず恵
おばあちゃんの原宿と言われる、東京・巣鴨地蔵通り商店街にある巣鴨郵便局前には、どこか懐かしい公式イメージキャラクター“すがもん”デザインを設置。撮影/大嶺こず恵
12日にジャイアントパンダの赤ちゃんが誕生し、パンダフィーバー中の東京・上野動物園の入り口には、こんなポストが。今後は記念撮影スポットになること必至!? 撮影/大嶺こず恵
桃太郎で有名な岡山駅前には、桃太郎ポストまで。屋根のある場所に設置されているため、地元では雨の日の待ち合わせ場所に。撮影/大嶺こず恵
富山県・高岡駅交通広場には、同市出身の藤子・F・不二雄の生誕80年を記念して、高岡銅器で製作したドラえもん型が登場。撮影/大嶺こず恵
’16年、東京・切手の博物館開館20周年を記念して、3年間、同施設のある目白に住んでいた楳図かずお『まことちゃん』柄が設置された。楳図のイメージである赤と白のボーダー柄で目立ちまくり。撮影/大嶺こず恵
「いけふくろう」像が定番の待ち合わせスポットになっている東京・池袋の駅前郵便局前には、豊島区広報キャラクター「としま ななまる」をプリントした大胆なものも。
東京・浅草にある遊園地『花やしき』前にある、レトロな乗りもの・パンダカーのモチーフはとってもキュート☆ この夏、上野動物園とセットで訪れたいスポットだ。撮影/大嶺こず恵
埼玉県・JR大宮駅の開業120周年を記念して設置されたのは「かえるポスト」。鉄道車両の部品を再利用して作られており、“無事に帰る”という意味が。撮影/大嶺こず恵
新幹線も走るターミナル駅である東京・品川駅には、東海道線カラーのポストが♪ 東海道線の支線である品鶴線と山手線の起点を示す“0kmポスト”のオブジェにもなっている。撮影/大嶺こず恵