マスクと帽子で顔を隠しながら、買い物を楽しんでいた

Hey!Say!JUMPの中島裕翔クンがひとりで買い物をしていました。黒いシャツにジーンズ姿でしたね。黒いニット帽と黒縁のメガネにマスクをして変装していましたが、背の高さとオーラで彼だとわかりましたよ」(目撃した女性)

 中島が都内のカメラ専門店に現れたのは、6月中旬のお昼過ぎのこと。児童相談所の福祉士の役を演じたドラマ『母になる』(日本テレビ系)の撮影も終わり、つかの間のオフだったのだろうか。

「カメラをいくつか物色したあと5000円くらいの渋めのストラップやフォトディスプレー、フォトブックなどを買っていましたよ。会計の際には領収書をもらって、店員の方にお礼を言っていましたね」(前出・目撃した女性)

 意外かもしれないが、実は、中島は大のカメラ好きなのだ。

「もともと携帯で写真を撮るのが好きだったのですが、'09年くらいから本格的にカメラに興味を持ち始め、本を買って勉強したり、プロのカメラマンに聞きながら独学で勉強したみたいですよ」(芸能プロ関係者)

 一昨年には『おしゃれイズム』(日本テレビ系)で豊富なカメラの知識を披露して、共演者を驚かせたことも。

自宅には27台ものカメラがあるそうです。防湿庫に入れて管理したり、トイレを暗室がわりにして作業するなどのこだわりようです」(テレビ局関係者)

 気になる被写体はというと、

「旅行で目についたものや風景、さらに弟がツイッターにあげる写真なども撮っているそうです。また、彼が撮ったJUMPメンバーのオフショットはコンサートのスライドでも使われていますよ」(前出・芸能プロ関係者)

 カメラは、趣味の域を超えて、彼の仕事になりつつある。

「アイドル雑誌『Duet』では、中島さんがメンバーを撮る連載を持っています。衣装から写真の構成まで、彼自ら決めているみたいですよ」(前出・芸能プロ関係者)

 仕事とプライベートの両方で中島に寄り添うカメラは、もはや恋人といっても過言ではない存在。冒頭の店で熱い視線を送っていたことからもそれは明らかだ。

 カメラだけでなく、本業では、昨年1月に公開された『ピンクとグレー』で映画初主演、今年に入ってからはファッション誌『MEN'S NON-NO』でレギュラーモデルを務めるなど、活躍の幅を広げている。が、デビュー直後には壁に突き当たったことも。

'08年のJUMPの2ndシングル『Dreams cоme true』で、 センターが中島さんから山田涼介さんに変わりました。当時まだ中学生だった彼には、悔しい経験だったのではないでしょうか」(音楽誌ライター)

 中島がカメラを本格的に始めたのは、その翌年にあたる。当時の雑誌のインタビューでは、こんな回想をしていた。

《いつまでも子どもでいちゃいけないんだって思う瞬間があって……それって誰にもある瞬間だと思うけど。それから、いろいろやらなきゃって考え出した。さっきも言った高校くらいの頃。中身が少しだけ大人になって、まわりが見えるようになったんだろうね》

 苦しいときも寄り添い“大人になる”支えとなったカメラは、今後も彼を支え続けてくれるに違いない!

*『週刊女性』7月11日号表紙上で中島裕翔さんの所属グループの表記に誤りがありました。ご本人、関係者、ファンの皆様にお詫び申し上げます。