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 7月上旬のある平日の朝、茨城県の某廃校に山田涼介が現れた。赤いハッピを羽織って焼きそばを売っている。近くにはチアリーダー姿の若手俳優の間宮祥太朗と坂口健太郎、松川尚瑠輝の姿も。

「『24時間テレビ』(日本テレビ系)のスペシャルドラマのロケだったんですよ。朝8時過ぎには約50人のスタッフと出演者たちが集まり、クランクイン。現場には神主さんが来て、撮影の成功と無事を祈願していましたね。主演の山田クンも、神妙な顔で深々と頭を下げていました」(ドラマ制作関係者)

 8月22日・23日に放送される『24時間テレビ』では、V6とHey! Say! JUMPが“2世代パーソナリティー”として司会を担当。山田は冒頭で目撃されたスペシャルドラマ『母さん、俺は大丈夫』の主演も務める。

「山田クンはこれまでも『24時間テレビ』のスペシャルドラマには、6年前と2年前にも出演しています。今回3度目で初の主演となったわけです。今年3月に公開された『暗殺教室』で映画の初主演もしていますし、このところ俳優業に力が入っていますね」(前出・ワイドショースタッフ)

 山田が演じるのは、急性脳腫瘍を発病した高校サッカー部の副キャプテン。山田の兄役にはNEWSの増田貴久。赤井英和と安田成美が両親役を務める。そして、司会でも共演するV6の井ノ原快彦は、サッカー部の監督役。間宮、坂口、松川は山田と同じサッカー部の部員役を演じる。

 午後は場所を変えて撮影。山田は校門付近で軽快に自転車を乗り回していたが、本番になるとフラフラとハンドルを蛇行させる。倒れそうになったところで監督から「カット!」の声。

「次のシーンでは、スタッフから山田クンに自転車のハンドルだけが渡されていました。そして本番になると、山田クンは、横に敷かれたマットに勢いよく倒れ込んでいました。実際に自転車で転倒したらケガをするかもしれないので、あとでCG合成をするのでしょう」(前出・エキストラ)