9月21日、A.B.C-Zの河合郁人が12月21日をもってグループを脱退することを発表した。
「ジャニーズ事務所には、引き続き在籍します。“40歳までに自身がMCを務める冠番組を持つ”という目標を叶えるため、個人で活動することを決断したそうです。12月に帝国劇場で上演されるA.B.C-Z演出・主演を務める舞台『ABC座星(スター)劇場 2023 ~5 Stars Live Hours~』が5人での最後の公演となります」(スポーツ紙記者、以下同)
発表から一夜明けた22日には、金曜レギュラーとして出演しているワイドショー『ゴゴスマ』(TBS系)で、その胸中を語った。
「メンバーには、昨年末に伝えたそうです。厳しい意見も出たそうですが、河合さんの意志は固かった。ジャニーズ事務所を退所することは、はじめから考えていなかったそうです。歌とダンス、さらに河合さんの代名詞とも言えるモノマネは、今後も続けていくそうです」
週刊女性PRIMEは、今年の春に河合が脱退を画策しているという情報をキャッチしていた。
「このころには、年末の脱退に向けて各所で調整が進められていました。5月2日にはメンバーの塚田僚一さんが精神的な不調により休養に入りましたが、その時点で、河合さんの脱退は、ほぼ決定していたのです」(芸能プロ関係者)
塚田は8月31日に復帰を果たしたばかりだが、複雑な胸中であろう。
一方で、同じく8月31日には、Kis-My-Ft2(以下、キスマイ)の北山宏光がグループを卒業し、ジャニーズ事務所を退社した。
キスマイ藤ヶ谷と話したこと
「その後、北山さんの誕生日である9月17日に、滝沢秀明さんの事務所『TOBE』に所属することを発表しました。こういった動きもあり、一部では河合さんも『TOBE』入りするのではないかという憶測が広がっています」(前出・スポーツ紙記者)
A.B.C-Zとキスマイは、同期のメンバーもいるなどJr.時代から切磋琢磨し、苦楽を共にしてきた関係だ。
「北山さんの卒業が決まってから、双方のグループの中心メンバーであるキスマイの藤ヶ谷太輔さんとA.B.C-Zの河合さんは、今後について2人で話す機会があったそう。このときにも、河合さんは“自分は絶対にジャニーズ事務所を退所しない”と藤ヶ谷さんに伝えたそうです」(前出・芸能プロ関係者)
ファンは河合の決意をまだ受け入れがたいようで、
《それってグループ続けながらじゃダメなの?》
《グループを知ってほしくてMC頑張ってたんだと思ってたよ》
などと、悲しむ声があがっている。たとえ遠く離れても、それぞれのステージで輝いて――。