今、NHKでもっとも注目を集めているといっても過言ではない、中川安奈アナウンサー。
2016年に入社後、毎週日曜午後9時50分から放送のスポーツニュース番組『サンデースポーツ』のMCをはじめ、着々と力をつけてきた。その人気と実力から“次期エース”という声も上がっている。
アナウンサーへの近道
だが、注目を浴びたのは彼女自身の発言ではなく、あるスポーツニュースサイトの記事によるものだった。
「“ボディラインが強調されている”とネットで騒がれていることを取り上げた内容でした。その中で、中川アナの容姿をセクハラ文言で称賛するネットの声が紹介されており、“ハラスメントリテラシーがない”と批判されたのです」(エンタメ誌ライター、以下同)
スポットライトが当たったことで、中川アナの知名度は急上昇。公式インスタグラムのフォロワー数は、1か月ほどで約2倍へと増加した。
「もともと、入社当時から『ミス慶応』の特別賞を受賞したビジュアルが、NHKアナ好きの間では注目されていました。世間に広く認知されたことで、これからますます人気が集まるでしょう。インスタのプライベートな投稿が“NHKに合わない”と一部から批判されていますが、中川アナのキャリアに影響はないと思われます」
高校生の頃からアナウンサーを志し、大学生時代にはテレビ朝日が運営するアナウンススクール・テレビ朝日アスクを受講。そして、『ミス慶応』はアナウンサーを数多く輩出してきた登竜門的な存在。これら“アナウンサーへの近道”を着実に歩んできた中川アナだが、他にも取り組んでいたことがあるという。
フリーペーパーの“イメージガール”に
「『第13期シーサイドイメージガール』を務めていましたよ。これは、産経新聞社の発行するフリーペーパー『東京シーサイドストーリー』にて、タレントやモデルとして活動する、というもので、オーディションを通過した複数人が任命されます。中川アナは2013年に行われたオーディションに合格し、イメージガールに就任。2014年7月号では表紙を飾りました」(スポーツ紙記者、以下同)
なぜこのような活動をしていたのだろうか。
「シーサイドイメージガールの主な仕事は、イベントやネットTVのMC、ラジオパーソナリティーなど。そのためか、タレントというよりアナウンサーを志している応募者が多く、実際に何人も輩出した実績があります。中川アナもそれが目的だったのでは」
『シーサイドイメージガール』への就任について、NHKに事実確認を求めたところ、
「個別の職員に関することは、お答えしていません。」
とのこと。
また、NHKアナウンサーによるSNS運用のルールを尋ねると、
「ソーシャルメディアの私的利用については、基本的には内部のガイドラインに則って、個人の判断と責任で利用するルールとなっています。」
とのことだった。
アナウンサーへの階段を一歩ずつ上がり、局内でも着実にステップアップを果たしてきた中川アナ。もしかしたら、インスタも“次なる一手”の布石なのかも?