地方公務はそもそもハードルが高い

奈良県では「車いすダンス」のパフォーマーと目線を合わされて(9月3日)
奈良県では「車いすダンス」のパフォーマーと目線を合わされて(9月3日)
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 宮内庁ОBで皇室ジャーナリストの山下晋司さんが説明する。

「地方公務では、メインの式典を主催する道府県から式典へのご出席以外に施設ご視察などの願い出がありますので、ご負担は大きくなります。

 都内とは違い移動時間も長く、一般の方やマスコミからも注目されますが、主な目的である式典へのご出席だけでもいいと思います。

 というのも、それだけであっても地方を訪問されるわけですから、お迎えする地元の方々には喜ばれると思うからです」

 ハードルが高いと思われる地方公務も“月1ペース”でこなされている。

 その理由を皇室を長年取材するジャーナリストで文化学園大学客員教授の渡邉みどりさんは次のように話す。

雅子さまは皇后になられる日が近づいています。その際には、日本文化を外国からのお客様に説明する公務も当然出てくるでしょう。

 今回、訪問された京都市の二条城は、『大政奉還』で歴史的に有名な場所ですから、見識を深めたいという気持ちがあったのだと思います

 9月中は地方だけではなく、19日に『ローエイシア東京大会』、23日に『BBS運動発足70周年記念式典』、27日に『国際青年交流会議』と、都内で開かれた公務にも次々とご臨席。

 療養が長年続いている『適応障害』を感じさせない“好調ぶり”がうかがえる。

 さらに10月には、もうひとつの地方公務への出席を検討されているという。