高良健吾 撮影/伊藤和幸

「僕は顔を覚えるのが早いんです。1度会ったらだいたい覚えられる。小さいころ、転勤族だったからかな? でも名前を覚えるのは苦手なんです。逆に自分は名字の読み方が変わっているから、そのおかげですぐに覚えてもらえるんですよ。子どものころは、例えばコーラ(=高良)で覚えてくれている友達もいました

 人懐っこい笑顔で取材スタッフにも気さくに声をかけていく俳優・高良健吾。昨年11月に誕生日を迎え、30歳になって初めての取材となったが、

「30歳になったら“短く豊かに表現できる人になりたい”って言ったけど、急にはできないんだなって。言いたいことが10あったら、7か8でおさめたい。欲を言えば2くらいで」

 と笑う。2005年にドラマ『ごくせん』でデビューした高良も、着々とキャリアを積み、役者生活も気づけば10数年。

最初はやめたいと思っていた時期もありました。俳優を始めて数年間は自分に向いていないし、キツイって。でも、やめられなかった、状況的に。そんななかで次第に気持ちが変わってきて、こうして役者を続けられているのは本当に運がいいと思います」 

 役者人生を歩む高良の“今”をアツくしているものは?

「自分ひとりでいろいろやったり、選択した気になっていますけど、結局は脚本に書いてあることや誰かの言葉が自分をあと押ししているんです。だから今は前と比べて映画を見たり、読書をしたり。そういうものに意識的に触れまくっています」

 アツい!! プライベートは?

「そっちは終わってます。仕事に対する熱はあるんですけど、そのぶん気が抜けちゃって休日はベッドから起き上がれないです。休日はだらしなくなりがちだから、最近、あるスポーツを始めたんです。でも、まだ2か月しか続いていないので、次お会いしたときにちゃんと継続できていたら、何のスポーツか言わせてください