64年ぶりの五輪連覇の偉業を達成した羽生結弦が、4月13日から15日まで東京都にある武蔵野の森総合スポーツプラザで、アイスショー『Continue』を開催する。

「羽生選手が企画した特別なショーで、出演メンバーも、彼の憧れやつながりを大事にしてオファー。元世界王者のエフゲニー・プルシェンコなどの豪華メンバーが集結します」(スポーツ紙記者)

 ただ、3月に行われた世界選手権の欠場でもわかるように、昨年11月に負ったケガは完治しておらず、羽生はトークショーのみの予定で、演技は自粛されるという。

「世界選を辞退する際、実は右足関節外側靱帯損傷、腓骨筋腱損傷で、全治3か月の大ケガだったことを明かし、《治療とリハビリをしっかりとし、少しずつできることを続けていきます》と、連盟を通じてコメントを発表しました」(スポーツライター)

 羽生の右足の状態が心配だが、同時にファンが心待ちにしているのが、5月のアイスショー『ファンタジー・オン・アイス』だ。

 毎年、荒川静香メインの『プリンスアイスワールド』、浅田姉妹の『ザ・アイス』と並ぶ大人気のイベント。今年は5月25日から全国5か所で行われる。五輪シーズン明けのアイスショーだけに人気を集め、チケットのプレミア化が予想されている。

 しかし今、その出演をめぐって、羽生サイドと運営側との間で騒動が勃発していた。

「羽生さんはケガの治療を最優先したい。2度の五輪に帯同した専属トレーナーで整体師の菊地晃氏もしっかりと身体を休ませることに専念させたいようです。それはゆづママの意向でもあり、アイスショー出演に反対しているんです。喘息に苦しむ愛息の身体を一番に考えてきましたからね。シニア時代には無理解なスケート連盟から同行を拒否されても、自費で寄り添い続けていました」(スポーツライター)