永野芽郁 撮影/森田晃博

「“ヒロインはあなたです”って言われたときは“いやいや、どういうこと!?”って本当にパニックで。ようやく実感が湧き始めたのは、クランクインしてから3週間くらいたってからでした。それくらい私にとって、ヒロインに選んでいただけたことは信じられないことだったんです」

 4月2日から始まった連続テレビ小説『半分、青い。』で、ヒロイン・楡野鈴愛(にれのすずめ)を演じる永野芽郁(18)。2366人の中からオーディションで選ばれ、今回が朝ドラ初出演にして主役に大抜擢(ばってき)!

「ヒロイン発表会見まで誰にも決まったことを言ってはいけなかったので、母にも会見の10分前に電話で伝えたんです。その日は違う撮影に行っていると思っていた母に“今どこにいると思う? NHKだよ! これから会見なの”って伝えたら急に黙っちゃって。しばらくして泣きながら“おめでとう”って言われて、私もつられて泣いちゃいました」

 大役を任された永野、実は先月まで現役の高校生!

「3年間は本当に一瞬でした。いちばん思い出に残っているのは文化祭ですね。前日の準備の日は特別に18時半まで学校にいられて。みんなで買い出しに行ったり、ほかのクラスのお店を見に行って、“もうできてんの? 早くない?”って言いながらちょっといたずらして“やめろよ~”って遊んだりして、すごい楽しかったです!」

 学生生活を送りながら、撮影は去年の11月にクランクイン。今では何も考えずとも、自然と鈴愛を演じられるまで自身と“なじんできている”んだとか。

「最初はかなり作り込んで演じていて、無駄な力がたくさん入ってしまっていたような気がします。監督からもかなり細かく指示をいただきながらの撮影だったんですが、最近はあまり言われなくなって。今では“鈴愛は私にしかできない!”って思えるくらい、現場に入れば自然と鈴愛として言葉が出てくるようになって、“おお、なじんできたのかな”と、ひとりでうれしくなっています (笑)

 天真爛漫(らんまん)で、嘘(うそ)がつけない正直な鈴愛と自身は「どこか似ているのかもしれない」と語る一方、

「鈴愛は、その場の感情と勢いで“行っちゃえ!”って動くことが多いんです。私も前までは鈴愛のような感覚で動くタイプだったんですけど、今はやみくもに行動に移す前に1回、客観的に考えて、どうしたらいちばんいい方向に行けるかっていうことを考えるようになりました。だから、私のほうが鈴愛より少し大人かな?(笑)